モバイルアプリ業界のトレンド予測
モバイルアプリの計測・分析ツールを提供するAdjustは「2024年における日本と世界のモバイルアプリ業界のトレンド予測」を発表した。同社を代表する4名が示した予測は次のとおり。
1.AIや機械学習による高度な予測分析機能と最適化モデルが注目を集める
2.機械学習と予測分析による予算投資の最適化に注目が高まる
3.自社データの活用方法が重要になる
4.CTVが家庭のデジタルハブとして躍進し、広告主にとって高度な計測が必要不可欠になる
5.リテールメディアの今後の可能性に注目が集まる
リサーチ×生成AIの有効性を検証
NTTデータ先端技術とインテージは、マーケティングリサーチ業務において生成AIを活用する有効性の検証を開始した。
具体的には、Webアンケートの生成や構造化/非構造化データの集計・分類など、定性分析の業務における生成AI活用の有効性を検証。活用方法を確立することで、マーケティングリサーチ業務の効率化やマーケティングデータの精度向上、クライアントへの迅速な提供を目指す。
博報堂DYHDがAI研究所を設立
博報堂DYホールディングスは「Human-Centered AI Institute」を4月1日に設立した。
同組織は、生活者と社会に資する人間中心のアプローチによってAIに関する先端研究や技術開発を行う研究所だ。大手コンサルティング会社などでAI領域を束ねてきた森正弥氏が代表を務める。
同組織は今後、博報堂グループの各社で進んでいるAI関連事業と協働し、先端AI技術の研究開発、導入、活用、それらに向けたビジネス変革を支援する。
AI同士の議論によってアイデアを創出
博報堂と博報堂テクノロジーズは、商品開発プロセスを効率化するサービス「マルチエージェントブレストAI」の業務活用を開始した。
同サービスは、商品開発に必要な専門知識を学習した複数のAI間で自立議論をさせて、意思決定やアイデア創出を支援するものだ。両社が活用することにより、クライアントの商品開発プロセスを効率化。創出された時間をクリエイティブ業務に充てることができる。
AI×クリエイティブで事業開発を支援
電通は、AI×クリエイティブで企業の事業・サービス開発を支援するサービス「AIQQQ STUDIO(アイキュースタジオ)」の提供を開始した。
同サービスでは、国内電通グループ独自のAIで創作した大量の仮説と、同社のクリエイターの知見を活用。事業・サービスデザインの開発と検証、コミュニケーションのデザイン、業務プロセスの構築や社内システムの企画開発などを支援する。