フィード投稿は広告で検証 「CPF(フォロワー獲得単価)」に着目
そこでInstagramの広告を上手く活用します。広告を使えば一定のインプレッション数が確約されるため、狙ったユーザーに投稿を見てもらうことが可能です。広告から得られた数値結果であればPDCAを回すことができ、フィード投稿の質が改善できるようになります。

では、広告の成果をどのような指標で評価すれば良いのでしょうか?
広告の分析データと聞くと、CPFやCPC、CPAなど、複雑な用語が並んでいて、少し尻込みしてしまうかもしれません。しかし、見るべき数値を絞り、その解釈の仕方を理解すれば、意外と難しくありません。
まずは、主要な数値の定義とその意味を見ていきましょう。
数値 | 定義 | 計算式 | 解釈 |
---|---|---|---|
CPF | フォロワー獲得単価 | 広告費/新規フォロワー数 | 1フォロワーを獲得するための費用 |
CPC | クリック単価 | 広告費/クリック数 | 広告全体の成果を評価 |
CTR | クリック率 | クリック数/インプレッション | クリエイティブの効果を評価 |
フリークエンシー | 広告接触頻度 | インプレッション/リーチ数 | 一人あたりに広告が表示される回数 |
これだけを見るとややこしく感じるかもしれませんが、まずは「CPF」に注目してください。
CPFの定義は「1フォロワーを獲得するための費用」であり、フォロワーを求めている今回の状況ならば「CPFが低ければ低いほど広告の結果が良かった」と解釈できます。たとえば、CPFが150円なら、1フォロワー獲得するのに150円かかったという意味です。アカウントのジャンルに寄りますが、CPFの理想は一般的に150~200円。これを目標に設定しましょう。
広告を実施してCPFが150円以上だった場合、以下のチャートを参考に改善案を考えます。
