博報堂ＤＹホールディングスは、6月4日、「CREATIVITY ENGINE BLOOM（クリエイティビティ エンジン ブルーム）」の開発を発表した。

　CREATIVITY ENGINE BLOOMは、メディアやマーケティング、クリエイティブ制作支援、コマース、流通などの各顧客接点をワンストップで統合・管理できる統合マーケティングプラットフォーム。同社グループが保有するデータやテクノロジーの掛け合わせにより、AI技術を活用した領域横断による新たなコミュニケーション開発やビジネス創造を目指す。

　まずは同社グループの社員が同プラットフォームの利用を開始。クライアント企業への統合マーケティング提案プロセスの効率化・高度化を実現する。また、異なるクリエイティビティを持つ同社グループの人材やスキル、ナレッジの組み合わせにより、進化したマーケティングビジネスを実現し、企業の事業創造や市場開拓の支援を行う。

　なお、中長期的には、クライアント企業へのツール提供サービスも見据えてプラットフォーム開発に取り組んでいく予定だという。

【関連記事】
・博報堂、新会社「TEKO LEVERAGE」を設立　企業価値の向上をクリエイティブで支援
・博報堂、AIとの会話で発掘したニーズをもとに商品を提案するコミュニケーション技術を開発し、特許を取得
・サイバーエージェント、Z世代向けの縦型動画に特化した「SNSクリエイティブスタジオ」を新設
・アイレップ、PINGPONGに広告クリエイティブのAI分析機能搭載を発表　マルチモーダルLLMを活用
・グリーとADKクリエイティブ・ワン、新会社「ADKソーシャルメディア・マーケティング」を設立