SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

メディア総接触時間、20代男性が500分越え/若年女性はスマホが5割以上占める【博報堂DYMP調査】

 博報堂DYメディアパートナーズ(以下、博報堂DYMP)メディア環境研究所は、生活者のメディア接触の現状を捉える「メディア定点調査」を2006年から毎年1月末~2月頭にかけて実施。「メディア定点調査2024」の時系列分析の結果を公開した。

2024年のメディア総接触時間は1日あたり平均432.7分

 まず、自宅内・外を問わず各情報メディアをどのくらい利用しているか質問。2024年のメディア総接触時間は1日あたり/週平均で432.7分だった。

メディア総接触時間の時系列推移(1日あたり/週平均、クリックして拡大)

 メディア総接触時間の時系列推移の構成比を確認すると、前年比で「携帯電話/スマートフォン」のシェアが約3%増の37.4%(161.7分、昨年から10.1分増)、「テレビ」が約2%減の28.3%(122.5分、同12.9分減)となった。この他、「新聞」「雑誌」は微減し「タブレット」は微増した。

メディア総接触時間の時系列推移 構成比(クリックして拡大)

コンテンツ×視聴デバイスの組み合わせの多様化が加速

 次に、スマートフォンでのテレビ番組視聴およびテレビ受像機での無料動画視聴の利用率を調査。すると、スマートフォンでのテレビ番組視聴が3割台に増加した。また、テレビ受像機での無料動画視聴も過半数に達した。

スマートフォンでのテレビ番組視聴/テレビ受像機での無料動画視聴の利用率(クリックして拡大)

 配信サービスの利用率を見ると、民放公式テレビポータルTVerの利用率(53.8%、同14.3ポイント増)が増加した。さらに、テレビ受像機のインターネット接続率(63.5%、同8.6ポイント増)も伸長した。

配信サービスの利用率時系列推移(クリックして拡大)
テレビスクリーンのインターネット接続率時系列推移(クリックして拡大)

スマートフォンからのチケット購入や店舗予約が増えた人は6割超に

 続いて、スマートフォンのアプリを利用したチケット購入について尋ねた。結果、「チケットの購入はスマートフォンのアプリで行うことが増えた(64.6% )」がコロナ禍前の2019年に比べて、31.0ポイント増えた。「店舗の予約はスマートフォンのアプリで行うことが増えた(61.5%)」も同様に27.6ポイント増加。それぞれ6割超になった。

スマートフォンのアプリを利用することが増えた人の割合(クリックして拡大)

メディア総接触時間は20代男性が長く、若年女性は携帯/スマホが5割以上

 最後に、性年代別メディア総接触時間(1日あたり/週平均)と性年代別メディア総接触時間の構成比も紹介。メディア総接触時間は男性20代が最も長く、500分を超えた。総接触時間の構成比では、女性の15~19歳および20代の「携帯/スマホ」が5割を超える結果となった。

性年代別メディア総接触時間(1日あたり/週平均、クリックして拡大)
性年代別メディア総接触時間の構成比(クリックして拡大)

【調査概要】
調査方法:郵送調査法
調査対象者:東京都15~69歳の男女
標本構成:643サンプル
調査期間:2024年1月26日(金)~2月9日(金)
調査機関:ビデオリサーチ

【関連記事】
博報堂DYMP、オトナルの音声広告枠の在庫拡大に合わせポッドキャスト広告専用ダッシュボードを運用開始
博報堂DYMP、テレビCMの放映枠や素材を組み替え運用を最適化する機能を拡充
博報堂DYMP、複数の広告プラットフォームとテレビCMを横断し来店効果を可視化
昨年度の新規CM出稿企業は267社/3年以上継続した広告主の翌年出稿率は約7割【博報堂DYMP調査】
メディア接触時間、携帯・スマホが初の3分の1越え/博報堂DYMPが「メディア定点調査2023」を発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/06/05 14:00 https://markezine.jp/article/detail/45880

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング