ラクスは、7月3日、BtoB企業の営業担当を対象に「新規開拓の現状や課題点」に関する調査を実施した。
8割が新規顧客開拓を実施するも約9割が課題を感じると回答
まず、「現在、新規顧客開拓は行っていますか?」と質問。その結果、「行っている」が80.3%、「行っていない」が19.7%となり、約8割が新規顧客開拓を行っていることがわかった。「行っている」と回答した人に対して、方法を聞いたところ「テレアポ」が39.2%で最も多く、次が「飛び込み営業」で36.4%、「郵送DM」が22.0%と続いた。
加えて、「新規顧客開拓における課題があるか」を尋ねた。すると「はい」が87.2%で「いいえ」が12.8%という結果に。
具体的な課題を尋ねると、「新規開拓施策はやっているものの、うまく運用できていない」が42.7%と最も多く、次が「人員不足で新規開拓業務に専念できていない」で40.9%、「人員不足で獲得した顧客へのアプローチができていない」で33.9%と続いた。
このことから、多くの企業が新規顧客開拓の施策を行っているものの、上手く運用できていないという課題を感じている人が非常に多いことがわかった。さらに、人員不足で新規顧客開拓業務に専念できていないことや、獲得した顧客へのアプローチができていないといった課題を感じている人も多い結果となった。
約8割が新規顧客開拓の重要性を感じるも、4割超が時間がなくて行えない
続いて、新規顧客開拓を行っていない人または、新規顧客開拓において課題を感じていない、課題は感じているものの解決に向けて動けていない人に対して調査を実施。「新規顧客開拓の必要性を感じるか?」尋ねたところ、80.5%が「はい」と回答した。
次に、「新規顧客開拓を行えていない理由」を聞いた。その結果、「業務が多くて時間がない」が45.2%で1位に。2位が「人員が足りない」で43.9%、3位が「新規顧客開拓の方法がよくわからない」で27.5%と続いた。
【調査概要】
期間:2024年6月6日(木)~2024年6月7日(金)
方法:リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMAによるインターネット調査
人数:1,013人
対象:調査回答時にBtoB企業の営業担当と回答したモニター
調査元:ラクス
モニター提供元:PRIZMAリサーチ
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