電通は、2024年1月に発表した次世代マーケティングモデル「Marketing For Growth」を、国内外のBtoB領域にも展開。「Marketing For Growth B2B」として、サービスの提供を開始した。
同サービスではBtoBマーケティングトレンドに対応し、インテントデータやAIを活用して、顧客企業の国内外の事業展開においてより高いマーケティング投資対効果を実現していく。
具体的には、独自のデータベースと外部インテントデータ(顧客がウェブ上で意図を持って起こした行動データ)を用いたマーケティング支援や、Cookieに依存しない環境での対応強化支援を実施する。
国内市場では電通独自のインテントデータをベースに、外部データと掛け合わせたターゲティングを行い、Cookieに依存しない環境においても精度を維持することで、将来的にも効率的なリーチを可能にする。
グローバル市場では、欧米・アジアにおいて1,000人規模のコンサルタントが活躍する「dentsu B2B グローバル・プラクティス」チームとの連携によって、今後あらゆるサービスを統合し、海外市場での日本企業の事業成長を支援していく。特にインテントデータを活用したマーケティングが進む米国市場においては、プラットフォーム「Merkury」を活用したマーケティング支援を強化する。
さらに電通グループでは、国内電通グループ横断組織「電通B2Bイニシアティブ」やグローバル市場でBtoBソリューションを提供する「dentsu B2Bグローバル・プラクティス」チームを中心に、BtoBビジネスの課題解決に特化した専門コンサルタントが、国内外問わずAIソリューションを用いて企業のマーケティング活動を支援。BtoB事業のグロース活動における戦略立案・組織構築から、AIを活用したコンテンツ生成やメディアプランニングまで、多岐にわたる意思決定支援を展開していく。
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