LINEヤフーが運営する「Yahoo!ショッピング」は、2024年1月1日~6月30日までの販売実績に基づき「2024年上半期の7大トレンド」を発表した。合わせて、食品やファッションなどの主要カテゴリーにおける「上半期売れ筋商品」も公開した。
2024年上半期は「VR」「電動キックボード」などがトレンドに
トレンドの1つ目は「VR(バーチャルリアリティ)」。VRデバイスの一つである「ヘッドマウントディスプレイ」の2024年上半期の取扱高は、前年同時期と比較すると約5.2倍に伸長し、注目度の高まりがうかがえた。
トレンド2つ目には「電動キックボード」が挙がった。2023年7月、電動キックボードなどに関する改正道路交通法が施行され、より手軽な利用が可能に。「電動キックボード(特定小型原動機付自転車)」カテゴリーの取扱高は、前年同時期比で約10.0倍と大きく伸びた。
3つ目のトレンドには、2024年2月に映画作品が公開され大ヒットとなった「ハイキュー!!」が入った。同作はバレーボール部の活動に打ち込む高校生たちの姿を描いた少年漫画であり、漫画原作やアクリルスタンド、キーホルダーなど関連グッズの取扱高が前年同時期比で4.2倍となった。
「メンズコスメ」「韓国コスメ」や「スマート家電」の取扱高が伸長
4つ目のトレンドは、「メンズコスメ」に。「メンズスキンケア、メイク」カテゴリーの昨年同時期比の取扱高は1.2倍となり、売れ行きが好調だった。カテゴリーをさらに細分化すると、「パック」は約2.3倍、「美容液」は約1.7倍に伸びた。
トレンド5つ目は、こちらも市場拡大を続ける「韓国コスメ」となった。「Yahoo!ショッピング」の2019年と2023年を比較すると取扱金額は2倍以上になっており、2024年上半期においては前年同時期比で約1.2倍に伸長した。
トレンド6つ目には、「スマート家電」が挙げられた。既存の家電をスマート家電化できるリモコンやハブなどのアイテムが売れ筋となり、スマート家電関連商品の取扱高は前年同時期比で2.1倍の伸長を見せた。
7つ目のトレンドは「防災グッズ」。非常食や持ち出しセットなどの取扱高が前年同期比の2.5倍に伸びた。
カテゴリー別、上半期の売れ筋商品は?
また、カテゴリー別の上半期売れ筋商品は以下の通り。
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