AIを活用した旅行計画サービス「AVA Travel（アバトラベル）」を運営するAVA Intelligenceは、2024年1月以降にAVA Travelを利用し2024年の夏（7月～9月）の旅行プランを作成した利用者の傾向調査を実施した。

「癒し」「家族旅行」「ひとり旅」などのワードが上昇

　まず、トレンドとなるキーワードを調査。「癒し」「自然」「ゆったり」などのキーワードの上昇が見られた。また「子供と楽しめる」「家族旅行」など家族旅行のキーワードが増加する一方、「ひとり旅」も上昇傾向に。「SNS映えスポット」「海に近いホテル」など、景観や眺望を求めるニーズの高さも伺えた。

　方面やスポット名では、「屋久島」「恐竜博物館」が上昇ワードになった。この他、東京都発だと神奈川県や千葉県へ、福岡県発なら熊本県の温泉など、隣接した都道府県への旅行計画のニーズも増えた。

都道府県トップは北海道、新幹線が開通した福井県もトップ10入り

　次に、都道府県ランキングを調べた。すると、1位が「北海道」、2位は「長野県」と避暑地が人気だった。沖縄では「屋久島」や「奄美大島」などの離島が人気傾向にある他、2024年3月に北陸新幹線が開通した「福井県」がトップ10入りを果たした。

6割が2～3ヵ月前から旅行の計画を立てる

　続いて、旅行期間について見ると、1～2泊で旅行計画をする人が全体の約6割に。3泊以上の長期旅行は約2割という結果だった。

　また、2～3ヵ月前より計画を立てる人は全体の6割ほどを占めた。4ヵ月以上前から計画を立てる人、1ヵ月前の直前計画者はそれぞれ約2割となった。

　さらに、交通手段は飛行機が最も多く、車、電車の順で計画されていた。

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