SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第108号(2024年12月号)
特集「2025年・広告の出し先」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

「安心できる状況ではない」ベネッセら4社が徹底議論、Cookieレス対応の未来とは

ベネッセが検証、各Cookieレス対応の評価

 セッションの後半には、ベネッセの大野氏からこれまで同社が取り組んできたCookieレスに対する対策とそれに対する評価・再現性についての紹介があった。

 大野氏によると、一番目に見えて効果が出たのは「ファーストパーティデータを広告のターゲティングに活用すること」だという。

 DM送付者や既存サービス受講者に対して広告配信を行った結果、これまでのリターゲティング配信に比べCPAは80%から90%改善したという。このような取り組みはこれまでログインベースのIDを持っているプラットフォーマーの広告でしか活用できなかったが、UID2を利用すれば、様々なメディアに配信を拡張することができる。

 「UID2を活用して、プラットフォーマー以外の配信先にも拡張できるのは非常に期待感があるので、ぜひ今後活用したいと思っています」(大野氏)

オフラインとオンラインを融合した施策を展開する

 セッションの最後、ベネッセの今後のCookieレス対応とプロモーションに関する戦略を大野氏が語った。

 「元々はダイレクトメールをお送りするところからマーケティングが始まって、最終的にWebでクロージングするモデルを採用してきました。しかし、Cookieレスが進むにつれて、投資対効果がどんどん悪化してしまっているので、ファーストパーティデータを駆使しながらデジタルチャネルの役割を変えるところにチャレンジしたいと考えています」(大野氏)

 具体的には、ダイレクトメールの送付からスタートするのではなく、デジタル広告で認知を獲得し、そこで反応があった顧客に対しダイレクトメールを送付するモデルも組み合わせていく。これにより、オフラインとオンラインを融合したプランを実現していきたいという。

 ここまでの話を踏まえ、服部氏は「ぜひ明日から様々なアクションを取ってほしい。

 また、私たちだけでなく皆さんでCookieレス対応を啓蒙していけたらと思っております」と業界全体でCookieレスに対応することを啓蒙し、セッションを締めくくった。

 The Trade Deskへのご質問は下記よりお問い合わせください。

お問い合わせページ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:The Trade Desk Japan株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/12/25 11:00 https://markezine.jp/article/detail/47094

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング