関西地方を中心にドラッグストアを展開するキリン堂は、カタリナマーケティングジャパンが提供するリテールメディア「カタリナネットワーク」へ参画。これにより、2024年冬以降、実購買データを活用したデジタル広告「カタリナターゲティングアド」の配信が開始となる。

カタリナターゲティングアドとは、カタリナマーケティングジャパンが展開する全国のGMS・SM・ドラッグストアチェーンのネットワークにおける消費者IDに紐付いた購買データを活用し、様々なフォーマットで広告配信を行うデジタル広告ソリューションだ。実購買データをもとにターゲティングすることで、顧客の目的に沿った広告配信が可能となる。また、配信を行った顧客がその後店頭で商品を購入したかの、オンライン・オフラインをまたいだ効果検証ができる。
同取り組みに対し、キリン堂 取締役 専務執行役員 ドラッグ営業本部長 寺西廣行氏は「カタリナが他の業態で積んだ経験をキリン堂で活かしてもらうことを期待し、またドラッグストアとしての価値をどう作っていくか、タッグを組む中でともに深めていけると考えています」とコメントした。
【関連記事】
・リテールメディアソリューション「カタリナターゲティングオファー」、ウエルシアのドラッグストアで提供へ
・ウエルシアホールディングス、カタリナネットワークの導入を発表
・メンズコスメ市場、カラーリップ・ファンデーションが伸長【カタリナ マーケティング ジャパン調査】
・2023年の消費者行動、1回あたりの購入額が増加/購入数は減少【カタリナマーケティングジャパン調査】
・カタリナ マーケティング ジャパン、2023年にヒットした新商品を調査/「無限のり」などが人気