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2023年の消費者行動、1回あたりの購入額が増加/購入数は減少【カタリナマーケティングジャパン調査】

 カタリナマーケティングジャパンは、実購買データをもとに2022年と比較した2023年の消費者の購買行動について分析を行い、レポートとして発表した。以下、一部内容を紹介する。

総購入金額・1回あたりの購入金額が増加 購入数量は減少

 まず、調査対象となる消費者の2023年の総購入金額を調査。2022年と比較して101.9%増加した。1回あたりの購入金額も増加した一方、1回あたりの購入数量は3ポイントほど減少した。

最も購入人数が増加したのは「ベースメイク」

 次に、商品カテゴリー別に購買行動の変化を調べた。すると、全46カテゴリー中9割を超える42カテゴリーが前年の購入者数を割っており、全体的に減少が見られた。

クリックして拡大

 また、2022年と比較して2023年に最も購入人数(ID数)が増加したカテゴリーは「ベースメイク」だった。購入平均単価が前年比減となっており、各商品を価格帯別に見ると、3,000円台の商品の購入金額は前年比で3.1%減少。反対に1,000円台の商品は前年比2.4%増加しており、選ばれる価格帯が安いものに寄っている傾向が見られた。

「ベースメイク」カテゴリーの購買データ(クリックして拡大)

【調査概要】
対象ID:毎月1回以上買い物をしている状態が対象期間内で継続しているID
対象期間:2022年1月1日(土)~2023年12月31日(日)
対象店舗:カタリナネットワークに24ヵ月継続して加入している店舗

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2024/03/11 08:15 https://markezine.jp/article/detail/44903

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