2024年、プレイドが進めた3つの改革
Q4.2024年以降、新しくチャレンジしているマーケティング施策はありますか?
現在チームは設立して3年目ですが、2024年度は大きく3つの改革を進めています。
(1)主要ターゲットに特化したプランニング
プランニング部隊を設け、主要ターゲットへのメッセージの策定とチャネルミックスでの年間シナリオを策定しています。
(2)顧客理解への投資
商談参加やヒアリングの実施、顧客データの分析に注力しました。分析に関しては、チーム全体のデータリテラシーを徹底的に強化し、SQLを必須スキルにおきました。今はSQLという形で強化していますが、逆にどこかのタイミングではSQLレスでAIを活用できるような状態も作れるとさらに良いと感じています。
(3)BtoBtoCのマーケター育成
BtoBのリードマネジメントやABMはもちろん、マーケット創造や態度変容を加速させる上で必要なマーケターのスキルを特定・言語化し、採用・育成観点で重視しています。
Q5.最後に、生成AIの活用についてお聞かせください。普段の業務でどのように生成AIを活用していますか?
自社のSlackチャンネル内で安全に生成AIを活用できる仕組みや活用ガイドラインの策定など、会社単位で生成AIを活用できる環境を整えています。マーケティングチームではセミナータイトルのアイデア出し、HTML/CSS修正、ライティング校正など「多様な壁打ち相手」として活用しています。
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