SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第108号(2024年12月号)
特集「2025年・広告の出し先」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

Cookieレス時代のネット広告を考える~利用者保護とマーケティング成果を両立するために(AD)

フィードで補えないInstagramリールの威力/リソース不足でも効率的に動画を制作するフレームとは

 縦型動画カテゴリの急拡大は、おおよそのマーケターが認識している。一方で、縦型動画はクリエイティブの企画~制作にハードルがあり、まだトライできていない企業も多いのが現状だ。本稿では、Instagramにおける縦型動画広告のポテンシャルを改めて整理。特にリールは「できればやる」のオプションではなく、もはや「必須」の施策となっている状況を理解した上で、獲得施策の動画制作に強みを持つSide Kicks社とFacebook Japanに、Instagramリール広告で成果を出すために守るべきポイント・必要な考え方などを解説してもらう。

ユーザーの滞在時間の“約半分”がリールになっている⁈

MarkeZine編集部:この記事ではInstagramの縦型動画広告に焦点を当てて、その重要性や攻略のポイントを伺っていきます。まずは、Instagram全体でリールがどのくらい拡大しているか教えてください。

伊東:Instagramのユーザー数は年々増加傾向にある中、特にリールについては伸長が大きく、現在ユーザーの滞在時間の約50%をリールが占める状況にまで拡大しています。

 また、Metaのアルゴリズムにより、利用者によって表示されやすいクリエイティブフォーマットは異なります。たとえば、リールを見るユーザーには自然と縦型動画が表示されやすい仕組みになっているのです。

【図1】イメージ図:アルゴリズムによるクリエイティブフォーマットの表示のされ方の違い
【図1】イメージ図:アルゴリズムによるクリエイティブフォーマットの表示のされ方の違い

 「ユーザーが長時間滞在する面を押さえることで機会損失を防ぐ」「活用するクリエイティブフォーマットを多様化することで、リーチするユーザーの幅を広げる」という2点から、マーケティングにおいてもリールは早々に攻略すべきであると言えます。

MarkeZine編集部:もはやリールは“必須”で押さえるべき面なのですね。企業による配信も増大していますか?

伊東:多くの広告主様や代理店様がリールの重要性を認識し、活用に向けて取り組んで下さっています。しかしながら、縦型動画の知識理解が浅いこと、制作のリソース不足などがスタート時の障壁となり、最大限活用いただけていない企業様もいらっしゃいます。

Facebook Japan Agency Partner 伊藤杏菜氏
Facebook Japan Agency Partner 伊東杏菜氏

 そのような中で、リール広告について先進的な取り組みをされており、実績も多数残されているのがSide Kicks様です。

獲得件数が大幅に拡大した施策も

MarkeZine編集部:では、さっそくSide Kicksにリール広告のインパクトを理解できる事例を共有してもらおうと思います。その前に、Side Kicksについて簡単に紹介をお願いできますか。

山田:Side Kicksは今期で7期目を迎えたベンチャー企業です。Web領域、中でもSNSにおける獲得型広告に特化した広告代理事業を展開しています。メンバーは現在50名弱。詳しくは後ほど触れますが、運用を担当している者も営業担当者も含め、全員クリエイティブを制作できるのが特徴です。

Side Kicks株式会社 Executive Officer 山田央氏
Side Kicks株式会社 Executive Officer 山田央氏

上原:直近の事例は私からご紹介します。たとえば、ある女性向けウェルネスアイテムを展開している企業様との取り組みでは、Instagramの縦型動画を実施しCPAを維持したまま6倍の獲得件数を実現できている状況となっています。

 縦型動画ならではの特長として、広告クリエイティブにストーリー性を持たせられるという点があります。そのため、まだ商品を認知していない層やニーズが顕在化していない層に対しても、リールなら効果的にアプローチできるのです。この事例の場合も、潜在ユーザーにもしっかりアプローチできていることが成果の要因であると考えています。

次のページ
Instagram広告の成否は、クリエイティブの質と運用スピードで分かれる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
Cookieレス時代のネット広告を考える~利用者保護とマーケティング成果を両立するために連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:Facebook Japan G.K.

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2025/01/07 12:00 https://markezine.jp/article/detail/47436

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング