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マーケターが選ぶ2024年の生成AIトピックス1位は「キリンビールのペルソナ活用」Freeasy調べ

2024/12/13 14:30

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　アイブリッジが展開するセルフ型アンケートツール「Freeasy（フリージー）」は、従業員100人以上の企業でマーケティング業務に従事する課長以上の役職者987人を対象に、「マーケティングトレンド 2024年の振り返りと2025年の展望」の調査を実施した。

2024年の生成AI（ChatGPTなど）で印象的なトピックス

　2024年の生成AI関連で最も印象的だったトピックスは、「キリンビール、缶チューハイ商品開発で生成AI作成のペルソナ活用」（25.1％）が1位だった。2位は、「日本コカ・コーラ、写真1枚からオリジナルソングを作る『AIソングメーカー』開始」（23.4％）。3位は、「伊藤園、『お～いお茶カテキン緑茶』の効能を生成AI女性がうたう」（22.7％）となった。

　2025年に期待できるテクノロジー・トレンドでも、「生成AI（ChatGPTなど）」は40.0％でトップとなり、前年比6.2ポイント増と期待が高まっている。次いで「自動運転」（30.7％）、「AI全般」（30.3％）が続いた。

2025年に期待できるマーケティング・トレンド

　2025年に期待できるマーケティングトレンドでは、「SDGs」（27.7％）、「無人決済店舗」（26.6％）、「見守り（高齢者・子ども）」（26.2％）が上位を占めた。「ウエルビーイング」も25.8%と僅差で続く。

　特に「防災ビズ」は前年比7.1ポイント増の20.2％と大きく上昇しており、2024年に頻発した地震・津波・水害の影響が背景にあるという。

　同社は、今回の調査結果について、実用的であること、効果が定量的にアピールされること、自社のみの効果にとどまらず社会的インパクトの強いトレンドやトピックスへの関心が高まっていると分析。これらの傾向から、多くのトレンドやテクノロジーが単なる話題段階を超え、実際のビジネスシーンでの活用フェーズに入っており、将来的には社会インフラとして定着する可能性があると指摘している。

【調査概要】
調査期間：2024年10月31日(木)～11月2日(土)
調査対象者：マーケティング業務に従事、従業員数100人以上の企業に在籍、課長以上の役職者、987人（スクリーニング2万5,000人から対象者を抽出）
調査方法：インターネット調査