上場企業のテレビ露出価値換算サービス「コマ換」を提供するJCCは、2024年のテレビ放送で明るい話題を提供した企業「2024年Good Topics Company20」を発表した。
「コマ換」は、在京キー局におけるテレビ放送で紹介された上場会社のトピックを、評価Good/Bad/None扱いに分類し、テレビ露出をCMスポット料金に価値換算するレポートサービス。今回発表したランキングは、コマ換のデータから露出の内容が評価「Good」に分類されたデータを広告換算し、合計値をランキング形式にまとめている。
楽しいトピックを届けた会社1位はオリエンタルランド
1位はオリエンタルランド。露出回数875回、広告費に換算すると63億円となった。6月のディズニーシー新エリア「ファンタジースプリングス」オープンを筆頭に、季節イベントやスペースマウンテンお別れイベント、クルーズ事業参入など、年間を通じて話題を提供した。
2位は東武鉄道(露出回数597回、換算38億円)で、東上線開業110周年やスカイツリー来場5,000万人突破が注目を集めた。3位のJR東日本(露出回数756回、換算36億円)は、自動運転導入や水素ハイブリッド電車公開、北陸新幹線延伸などが話題となった
番組での取り上げられ方の傾向として、季節の新作グルメやブラックフライデーなどの季節性の高いトピック、店内を巡るロケなどが組まれやすい商業施設、レビュー番組での商品紹介、マニアや社員おすすめなど、が多く見られたという。
【集計概要】
調査対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ
調査対象番組:ドラマ、アニメ、映画などを除くニュース・情報・ドキュメンタリー番組
調査期間:2024年1月1日~2024年11月30日
調査項目:在京キー局で放送された番組内で紹介された国内上場企業のトピックのうち弊社基準でプラス方向の内容と評価されたトピック
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