SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究

2024年、Z世代トレンドを総おさらい!流行した人・モノ・コトは/SHIBUYA109 lab.調査

ファッション部門:キーモチーフを楽しむ「○○コアファッション」が話題

女性:アレンジの余白をつくり「なじみやすい」コーデに注目

 2024年は「バレエコア」を中心に、「○○コアファッション」に注目が集まった。キーモチーフ・キーアイテムを使いつつ、アレンジの余白を作ることで様々な界隈で取り入れやすいことが魅力だ。

 また、2022年から継続してY2Kスタイル(2000年代に流行したファッションを取り入れたスタイル)がトレンドだが、2024年は平成中期の国内サブカルチャーの影響を受けた、個性の強いY2Kに注目が集まった。

1位 バレエコア

 バレエ要素のあるアイテムを使用し、ピンクや白系でまとめることが特徴のスタイリング。BLACKPINKのジェニやILLITの衣装にも採用されていることで話題となった。

2位 Y2K ホーボーバッグ

 三日月型のバッグを指し、持ち手が長く肩にかけやすいのが特徴。同バッグをアレンジすることがトレンドとなった。

3位 バニティバッグ

 化粧バッグやポーチのような底が深い小さいバッグ。推し活バッグとしても人気を集めた。

男性:「らしさ」を取り入れつつ「やりすぎない」がキーワードに

 ストリート・スポーツミックススタイルが中心に楽しまれた。全体の傾向として周りとの調和を乱さぬよう「やりすぎない・無理しない」ことが意識されたスタイルが多かった。

1位 adidas SAMBA

 adidasから発売されている3本のラインが特徴のスニーカー。主にスポーツミックスコーディネートとして楽しまれており、シンプルかつ色展開が豊富なため人気になった。

2位 スパイキーショート

 メンズのショートスタイルで、髪を全体的にショートカットにし、毛先をとがらせたヘアスタイル。

ビューティー部門:マスク着用減により口元のメイクトレンドが盛り上がる

 2023年はヘアケアや目元メイクアイテムがトレンドだったが、2024年はリップやネイルに関するトレンドが多く挙げられた。マスク着用の機会が減少したことが影響していると考えられる。

 また長田氏は「なりたい雰囲気を演出するメイクのほか、自分の顔立ちに合わせたメイクもランクインし、楽しむ美容・無理しない美容がトレンドになっている」と話した。

1位 seju顔・sejuメイク

 seju顔とは、芸能事務所「seju」に所属しているタレントの顔立ちを指す。特徴としては狸顔・透明感などが挙げられ、seju顔になれるメイク方法などが話題となった。

2位 うさぎ舌リップ

 薄いピンク色をした、艶感が特徴のリップの総称。韓国で人気に火がつき、日本でも注目を集めた。

3位 リッププランパー

 唇に潤いやボリュームを出す美容液の総称。

PLAZA×SHIBUYA109 lab. ビューティ部門:ヘアケアにも注目が集まる

 本部門では、Z世代に人気のライフスタイルストア「PLAZA」で販売されているコスメ・ビューティアイテムから、2024年に若者から話題となったアイテムのノミネート選定・調査を行った。その結果、持ち運びしやすいリップが多数ランクイン。また、ヘアケアアイテムにも注目が集まった。

「メイクでは昨今、仕上がりのナチュラルさを重視する傾向にあります。また、“髪の毛はデイリーケアが大切”だという認識が広まってきており、ヘアケア商材の注目度は増してきています」(山中氏)

株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー 山中 あずさ氏
株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー 山中 あずさ氏

1位 fwee リップアンドチーク ブラーリープリンポット

 ふわっとした使用感が特徴のリップ&チーク。豊富な色展開と肌なじみの良さから人気となった。

2位 リファ ハートコーム アイラ

 ヘアケア製品を展開する「ReFa」から発売された折り畳み式のコーム。友達への誕生日プレゼントとしても注目を集めた。

3位 TIRTIR ウォーターリズムグロウティント

 さらっとした使用感のウォーターティント。落ちづらい上、透明感のある仕上がりになると話題となった。

 4位は、IVEのウォニョンのような唇になれると注目を集めた「AMUSE ジェルフィットティント」がランクイン。同立5位として「LOVECHROME ヘアコーム」、“飲み会リップ”と話題になった「BBIA ローティント」と続いた。

次のページ
コンテンツ部門:平成初期のドラマ・アニメに夢中

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/12/24 12:00 https://markezine.jp/article/detail/47844

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング