決済事業を展開するデジタルガレージは、りそなホールディングス(以下、りそなHD)との共同運営により、医療業界に最適化したオンライン決済サービス「CurePort(キュアポート)」の提供を開始した。
医療機関は、同サービスを導入することでキャッシュレス決済を導入できる。また利用患者は、専用アプリに診察券番号とクレジットカード番号などの決済情報を登録することで、診療後の支払いをスムーズに行うことが可能となる。
同サービスにより、診療当日の受付から会計までオンラインでの管理が可能となり、待ち時間の短縮による利用者満足度の向上や医療機関の業務効率化を実現。専用の決済端末は不要で、医療機関で利用しているシステムとの連携も可能だ。
なお、りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行は2024年12月19日から、みなと銀行は2025年1月以降に同サービスの取り扱いを開始する。
また両社は2023年12月より取り組んでいる資本業務提携強化の一環として、今後も経営資源の融合を図り、協業を拡大させていく。
【関連記事】
・デジタルガレージ、統合報告書を発行 中長期的な価値創造の取り組みを体系的に報告
・デジタルガレージとカカクコム、スマートEC事業に関する合弁会社設立に関して基本合意
・デジタルガレージ、脱CookieのIDソリューション「ID-HUG」を提供開始
・JCB・りそな・ベスカ、戦略的パートナシップを締結 スマホ操作なしでの決済の実現を目指す
・b8ta Japanとりそなグループ、B2C企業向け市場調査コンサルティングの試行を開始