電通総研は1月15日、LGWANで利用可能な自治体向け生成AIサービス「minnect AIアシスト」の最新バージョンの提供を開始すると発表した。
「minnect」シリーズは、同社が自治体向けに提供する、住民の利便性向上と行政業務の効率化を実現するソリューション。その中でもminnect AI アシストは、自治体職員が通常業務を行うLGWAN上での生成AI利用を通じて庁内業務の効率化を支援するもので、これまで28自治体にて利用されてきた。
今回提供を開始した最新バージョンでは、Googleの生成AIモデル「Gemini」を追加。これにより、従来のテキストベースの生成AIだけでは難しかったPDF・音声・動画の活用が可能になったほか、同社が開発したメタプロンプトを搭載しプロンプト作成が効率化できる。
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