KDDIとアマゾンウェブサービスジャパン(以下、AWS)は、企業・自治体による生成AI使用の包括的な支援を目指し、連携を開始した。
同連携では、人手不足や業務効率化などの課題を抱える企業や自治体に対して、それぞれの課題に合わせて、オープンソースの生成AIや、スタートアップが開発した生成AIを活用するための支援・ソリューションを提供する。
同連携においてKDDIは、AWSプレミアティアサービスパートナーであるアイレットや、その他KDDIのグループ会社とともに、AWSを活用したインフラ設計・構築・運用保守、データ活用プラットフォームを提供。他にもアプリケーションなどのアジャイル開発を実施する。
また、事業共創プラットフォームであるKDDI ∞ Laboを通じて、企業・自治体とスタートアップのマッチングも実施。スタートアップの迅速な開発能力とKDDIグループのインテグレーション能力を合わせることで、各企業・自治体が抱える課題に寄り添った生成AIモデルのカスタマイズを支援する。
一方、AWSは多様な基盤モデル、コスト性能に優れたコンピューティングリソース、アプリケーションを構成するAWSサービス群の提供。加えて、スタートアップ支援プログラムであるAWS Activateを通じた支援を行う。
まずは、2023年10月上旬を目途に、企業・自治体やスタートアップを対象に競争力のある生成AIの開発・活用支援を予定している。
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