インテージは、バレンタインに関する調査結果を公開した。以下、一部内容を紹介する。
バレンタインの予算、2025年は平均4,574円と前年から減少
まず、2025年のバレンタインの予算を調べた。個人でチョコを用意する女性の平均予算は4,574円で、前年比91.0%となった。
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予算が増える理由/減る理由を尋ねると、いずれも1位、2位は「チョコが値上がりしているから」「物価高・円安だから」に。3位は「チョコをあげる人数の増減」だった。
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チョコレートの値上げが影響を及ぼす
次にバレンタインでチョコレートが値上がりしていた場合、自身の行動に影響があるか質問すると、バレンタインにチョコを用意する女性の67.3%が「なんらかの影響がある」と回答した。具体的には、「価格帯が低いチョコを買う(32.9%)」「個数を減らす(22.3%)」「安く買える購入先で買う(21.5%)」などが挙げられた。
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前年に比べ「義理チョコ」が減少
続いて個人で用意するチョコの種類を調べると、「世話チョコ(10.4%:前年比75.9%)」「義理チョコ」(9.2%:前年比78.6%)」が減少した。また、「義理チョコ」は個人ではなく複数で用意する場合も減少(有職女性の11.2%:前年比79.4%)していた。
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有職女性に職場の「義理チョコ」への参加について尋ねたところ、「参加したくないほうだ」と答えた人は84.2%だった。過去4年間にわたって高水準で推移しており、2025年はわずかに高まった。
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【調査概要】
対象者条件:日本全国15~79歳の男女
標本抽出方法:インテージ「マイティモニター」より抽出しアンケート配信
標本サイズ:2025年 n=5,000(2022年~2024年 各年n=2,500)
※国勢調査にもとづき性別・年代・地域を母集団構成に合わせて回収
実施時期:2025年1月16日(木)~1月20日(月)
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