TimeTree、ドコモ・インサイトマーケティング、インテージの3社は、広告配信プラットフォーム「TimeTree Ads」において、DIMが提供する「ドコモ データクリーンルーム(以下、ドコモ DCR)」の活用に関する連携開始を発表した。
同取り組みは、インテージとNTTドコモ(以下、ドコモ)が共同で推進するワンID×フルファネルデータを介したコミュニケーション最適化支援の枠組みで実施するもの。TimeTreeがもつ予定データと、ドコモが保有する1億を超えるdポイントクラブ会員の属性情報や位置情報などの各種データ、インテージおよびインテージ子会社が保有する「SCI」「買いログ(CODE)」「di-PiNK DMP」などの消費者の購買行動分析に強みをもつ各種データを掛け合わせ、広告主や媒体社に対し顧客に関する深い洞察を提供する。

具体的には、TimeTree内の広告に接触もしくはクリックしたユーザー群を深掘りすることによる広告主の顧客理解促進や、TimeTree内の広告に接触したユーザー群による特定の場所への訪問有無などといったデータの分析などが行える。
TimeTree Adsでは今後、ドコモDCRを活用したさらなる分析を通じて、企業の顧客理解やマーケティング活動への貢献や、TimeTreeがもつ予定データを活用し広告ソリューションの提供価値向上を目指す。
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