インテージヘルスケアとSQREEM Technologies Japan Pte. Ltd.(以下、SQREEM)は、ヘルスケアリサーチ分野におけるAI活用や、デジタルマーケティング支援の推進を目的とした業務提携契約を締結した。

インテージヘルスケアは、インテージグループにおけるヘルスケア事業の中核を担う企業で、医療・ヘルスケア領域のリサーチ事業において30年以上の経験と実績を持つ。
一方、SQREEMはシンガポールに本社を置き、グローバルに事業を展開する先進的なAI企業。30億人規模の行動パターンをリアルタイムで解析可能な次世代AI技術を強みとし、Pharma Tec領域では世界30ヵ国以上でのインサイト提供やメディアプロジェクトの実績を有する。また、クッキーやIPアドレスなどの個人情報を一切使用しない独自の統計技術によってオープンデータを統合・分析することで、高度かつ透明性の高いターゲット分析を実現しており、企業のマーケティング戦略や意思決定を支援している。
今回の協業により、インテージヘルスケアでは、デジタルマーケティング支援力のさらなる強化を図り、より効果的なマーケティング戦略を提供するという。また両社の強みを活かし、既存サービスの進化や新たな共同サービスの創造を検討し、ヘルスケア業界が持つ様々な社会課題の解決を目指す。
なお、2025年5月23日に開催されるINTAGE Healthcare Forum2025では両社の取り組みに関する共同発表が予定されている。
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