ネオフレームとルームズは、ドラマなどの映像をベースとした最先端のデジタルソリューションとマーケティング戦略を融合し、新たな価値創出を目的とした業務提携を締結した。
ネオフレームは、最先端の動画技術を開発するパロニムと、縦型ショートドラマのコンテンツ制作や大規模なアワード開催を強みとするプログレスの合弁会社として2024年末に設立された企業だ。一方、ルームズはプロダクトプレイスメント領域における豊富なノウハウとフットワークを活かし、国内外約300社のマーケティング事業を支援している。
テレビドラマでアイテムを使用するプロダクトプレイスメント広告は、海外ではよく利用される広告手法だ。しかし日本では、マスメディアの広告ビジネス構造や放送法、権利問題、ステマ規制などのハードルによってスケールさせることが難しい手法とされてきた。
本業務提携により、動画からの購入を最適化させるネオフレームの映像技術「Tig」と、視聴行動データを掛け合わせたビジネスモデルを創出。動画視聴者や映像そのものに新たな価値と収益性の提供を目指す。

プロダクトプレイスメント×テクノロジーによる映像の楽しみ方や購買体験などの進化と創造、広告主への新たな収益・付加価値の提供、制作会社や演者などへの収益の分配構造など新たなビジネスモデルの開発、そしてビジネスモデルを構築しスケールさせる上で必要となる企業とのパートナーシップの拡大を推進するとしている。
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