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【最終号特集】未来を創る、企業の挑戦

AI市場がどう変遷しても優位性を保つ。共創を軸に競争力を高めるパナソニックグループのAI戦略

みんなの当たり前を変えていく

──ではパナソニックグループの今後の展望、そして小塚さんの目標をお聞かせください。

小塚:AI技術の進化は本当に速いので、今後も技術開発を自社で閉じることはできないだろうと考えています。2024年はStockmark社、FastLabel社との協業、Anthropic社との提携を発表しましたが、これからも新たな共創パートナーとの協業を積極的に行っていきます。各社のAIに特長がありますので、パナソニックグループの各事業領域でマッチする企業との共創を広げていけたらと思います。

 最後に私自身の目標ですが、実は、私はカンブリア紀の機械版を起こしたくてパナソニックグループに入りました。多種多様な生物が急激に増えた時代をカンブリア紀と呼びますが、カンブリア紀にこの急拡大が起きたのは、生物に「目」が付いて、周りの環境を認識できるようになったからなのだそうです。世の中の多種多様な機械に「目という新技術」を搭載し、世界をよりリッチにする――そんな大きなイノベーションを実現できそうな会社として、パナソニックグループを志望しました。

 AIが急激に進化している今、まさに機械版のカンブリア紀が起こせるのではないかとワクワクしています。

 「みんなが当たり前に使うものとして、技術を世の中に広げられる」のがパナソニックグループの魅力の一つです。実際、「みんながくらしの中で当たり前に使っているその家電は、自分たちが作ったんだ!」ということに喜びや、やりがいを感じる社員が多い印象です。

 AIは未来の当たり前をガラリと変えていきます。共創パートナーと、未来の当たり前を創っていきたいですし、みなさんのより良いくらしに、パナソニックグループの商品や自分が関わったAI技術があったら嬉しいです。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2025/06/20 09:30 https://markezine.jp/article/detail/48982

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