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コミュニケーションに溶け込む!若年層に届く「LINEプロモーション絵文字」

 LINEヤフーは、2025年4月から「LINEプロモーション絵文字」の提供を開始。5月末には「リアクション機能」のアップデートによって、LINEプロモーション絵文字もリアクションに用いることができるようになり、今後さらなる利用拡大が見込まれている。本記事では、同社の担当者にLINEプロモーション絵文字ならではの強みから効果的にリーチ可能なユーザー層、活用イメージや期待できる効果まで聞いた。

送信数が拡大するLINE絵文字を活用できる、LINEプロモーション絵文字

MarkeZine編集部(以下、MZ):はじめに「LINEプロモーション絵文字」の概要について教えてください。

大場:LINEプロモーション絵文字は、ブランド認知の拡大やLINE公式アカウントへの友だち集めを実施できるサービスです。ユーザーは企業のLINE公式アカウントを友だち追加することで、無料でLINEプロモーション絵文字をダウンロードできます。

大場:LINE絵文字は2022年にリリースしてから、絵文字の月間平均送信数が134%、送信ユーザー総数も154%(2025年7月時点、LINEヤフー調べ)と順調に推移してきました。通常の広告媒体はプッシュ型が多い中、LINEプロモーション絵文字や「LINEプロモーションスタンプ」は、ユーザーに使っていただくことで自然に認知が広がるという独自の特徴があります。

LINEヤフー株式会社 コーポレートビジネスカンパニー ビジネスPF統括本部 プロダクトマーケティング本部 プロダクトマーケティング1部 アドフレンド1チーム大場美穂氏
LINEヤフー株式会社 コーポレートビジネスカンパニー ビジネスPF統括本部 プロダクトマーケティング本部 プロダクトマーケティング1部 アドフレンド1チーム 大場美穂氏
2019年に旧LINE(現LINEヤフー)に入社。LINE公式アカウントの事業企画室にて、LINEプロモーションスタンプの商品企画や営業推進を担当。2024年からは、立ち上げ段階から参画したLINEプロモーション絵文字の企画業務に従事している。

企業やブランドの世界観をダイレクトに表現

MZ:今一度、LINEプロモーションスタンプとの違いを教えてください。

大場:LINEプロモーション絵文字とLINEプロモーションスタンプには、大きく2つの違いがあります。1つ目は利用者層です。どちらも女性ユーザーが多いのですが、LINEプロモーションスタンプは40代〜50代以上の女性の割合が高い一方、LINEプロモーション絵文字は若年層、特に10代の利用割合が高い特徴があります。その理由として、10代は小さなデザインを好むトレンドがあることに加え、単体利用だけでなく縦や横に絵文字をつなげて利用できるため、表現の幅が広がって使いやすいことが考えられます。

 2つ目はクリエイティブです。LINEスタンプは表示サイズが大きく、静止画だけでなくアニメーションやビッグスタンプなど様々な種類があります。企業キャラクターや商品とクリエイターのコラボレーションもしやすく、自然にブランドを馴染ませられる点が特徴です。

 一方、LINE絵文字はサイズが小さいため、複数の要素を詰め込むのは難しいといえます。しかしPR表現の規定に違いがあり、LINEプロモーションスタンプよりもLINEプロモーション絵文字のほうが商品単体の表現やブランドカラーを模した文字表現を実現できます。そのため、企業の世界観をより直接的に表現できる点が強みです。

LINEプロモーション絵文字のデザインイメージ
LINEプロモーション絵文字の表現のイメージ

MZ:LINEプロモーション絵文字のリリースについて、企業側の反応はいかがでしたか。

松岡:多くの企業が若年層、特にZ世代ユーザーとの新規接点の獲得から関係構築を課題として捉えています。その理由として、若年層は多様な媒体で情報収集をしており、情報消費のスピードが速いことが挙げられます。企業からの発信によるコミュニケーションだけでなく、よりブランドのエンゲージメントを高めるような顧客体験や接点が必要になってきていると感じます。

 そんな中、若年層の利用割合が高いLINEプロモーション絵文字は、クライアント企業からも「LINE絵文字は文中での利用や単体での表現など複数の利用用途があるため、ユーザー同士の日常会話の中で、自然な形で継続的な接点創出につながる」と期待感の高まりを感じますね。日常的なコミュニケーションの中で、自然な形で企業のPRができる点は、導入を検討いただく大きな理由になっています。

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リアクション機能がアップデート!若年層と自然な形で接点を創出

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この記事の著者

太田 祐一(オオタ ユウイチ)

 日本大学芸術学部放送学科を中退後、脚本家を目指すも挫折。その後、住宅関係、金属関係の業界紙での新聞記者を経て、コロナ禍の2020年にフリーライターとして独立。現在は、IT関係を中心に様々な媒体で取材・記事執筆活動を行っています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:LINEヤフー株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/08/08 10:00 https://markezine.jp/article/detail/49385

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