求めるのは享楽、自由、地位、それとも愛情…?6つの欲望クラスターを紹介
では、以下からそれぞれのクラスターについて簡単にご紹介していきましょう。
A:感情のままに刺激が欲しいクラスター
このクラスターを象徴する欲望は「享楽」です。自分の気持ち・自分が楽しいことを一番大事にする人で、興奮・愛情を求めます。年齢層は高めで、男性比率も高い傾向にあります。端的に言うと、「趣味人」と言えるでしょう。
B:縛られたくないシンプル志向クラスター
このクラスターを象徴する欲望は「自由」です。何者にもしばられず、身軽にシンプルな生活を満喫したい人たちです。こちらも年齢層は高めなのですが、女性が多い点はAと異なります。
モノに囲まれた生活は不自由と捉え、シンプルな暮らしを求める特徴もあります。一方でセール情報に目がないという一面もあります。
C:上を目指したいステータス志向クラスター
このクラスターを象徴する欲望は「地位」です。自分が周りからも社会からも認められるために様々な努力をする人たちです。こちらは男性が多く、年齢層が若いクラスターです。全般的な欲望が強いのですが、特に強いのは人とつながり、人に影響を与えることへの欲望です。社会貢献も自己犠牲もすべては自分が認められるためという野心家です。
D:愛の承認願望クラスター
このクラスターを象徴する欲望は「愛情」です。あるがままの姿で愛し愛されたい人たちです。このクラスターは若年女性に多いのが特徴です。「愛したい」「愛されたい」以外には「モノを集めたい」「はまりたい」といった収集没頭系の欲望も強く、トレンドに敏感という側面もあります。自分磨きに積極的な愛され系と言えるでしょう。
E:身体も心もモノまでもリスクヘッジクラスター
このクラスターを象徴する欲望は「安全」。自分の安全が一番大事という人たちです。男女比はほぼ半々ですが、50代以降のシニア層で多くなるクラスターです。「悪目立ちしたくない」「周りに合わせたい」といった保身欲求が強く、反対に「人に認められたい」などの承認の欲求は弱い人たちです。投資などのリスクのあることも避ける傾向があります。
F:自分は二の次でも今が幸せクラスター
このクラスターを象徴する欲望は「現状維持」です。「遊びたい・笑いたい」「達成感を味わいたい」といった欲求が強い一方で欲望全般が低めな人たちです。30代後半から40代で特に既婚層に多く、男女比はやや女性が多いのですが、男性も多く含まれます。欲望はあまり強くないのですが、子供や家族の幸せを糧に日々の仕事に全力な人たちです。
