SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2026 Spring

マーケティング最新事例 2025(AD)

味の素「アミノバイタル」30周年企画 企業とファンへ「感謝」を伝えるギフト施策の舞台裏

パートナー企業向けギフト施策への想いと、ギフティを選んだ理由

──ここからはBtoB・BtoCそれぞれのギフト施策について、詳しくお伺いしていきます。まずはBtoBのパートナー企業向け施策に込められた想いについて教えてください。

蘭(味の素):30年間、紆余曲折あったなかで「アミノバイタル」は多くのステークホルダーに支え続けていただきました。特にコロナ禍ではスポーツ大会が開催されず、売上が伸び悩みました。そんななかでも、製品を届け続けてくれたみなさまに喜んでもらえるものを届けようと思いました。

──どのような観点で、何をギフトに選定されたのでしょう。

蘭(味の素):お得意様のバイヤーの方をイメージし、ギフティさんからご提案があった「エネルギッシュでアクティブな毎日を」というコンセプトでワークアウトボトル(タンブラー)を選びました。仕事で使っていただくのはもちろん、このボトルを相棒に、運動を始めてみる・楽しんでみるきっかけにしていただけたらうれしいですね。

得意先や関係者に向けたアミノバイタル30周年のギフトボックス
得意先や関係者に向けたギフトボックス。箱を開けると、メッセージとともに歴代の「アミノバイタル」製品のパッケージカラーを表現した30周年デザインがカラフルにあしらわれている

──ギフト施策のパートナーとしてギフティを選ばれた決め手や、依頼してよかったことも教えてください。

蘭(味の素):ただギフトを配るだけではなく、体験価値を高めるためのコンセプトやストーリーを同じ熱量で、一緒に考えてくれる点が決め手でした。また、ボトルのデザインや使い勝手はもちろん、外箱まで特別感を意識して全体をコーディネートしてもらえたことも、ギフティに依頼してよかった点として強く印象に残っています。

奥田(味の素):一気通貫ならではのスピード感や柔軟性もありがたかったです。30周年ロゴは高級感を出すため箔押しに変更するなど、2~3ヵ月のタイトなスケジュールのなかで、細部まで妥協せず作り込めました。もし段階ごとに専門業者に発注していたとしたら、実現しなかったでしょう。

取引先へのギフトが商談機会創出に貢献

──実際に取引先へギフトを渡していくなかで、どのような反響がありましたか。

蘭(味の素):実際に手渡しした営業メンバーからは「大変好評だった」とフィードバックを受けています。流通店舗のご担当者様は、日々ご多忙なために、アポイントが取りづらいものです。しかし、ギフトとともに30周年のご挨拶としてお伺いすることで、商談のきっかけにもつながりました。

──商談機会創出にも貢献しているのですね。とはいえ、周年企画やギフト施策は費用対効果で測ることが難しく、社内調整に苦労する企業も少なくないと思われます。本施策はどのように調整したのでしょう。

蘭(味の素):私たちが意識したのは、30周年だからといって「売ることだけを目的にしない」ということです。最初は話題性にフォーカスを当てた、生活者向けのキャンペーンを大々的に打ち出す案も検討していました。

 しかし、短期的な売上につなげるのではなく、関係性構築を重視するという結論にたどり着きました。社内でもそうした議論を重ね、社内の方向性や認識を統一していくことで、予算を確保しました。

──今後パートナー企業との関係性をどのように発展させていきたいと考えていますか。

蘭(味の素):「アミノバイタル」を今後も多くの生活者へ届けていくためには、パートナー企業様の協力が不可欠です。今後もステークホルダーとのつながりを強めるコミュニケーションを重ね、ブランドの地盤を固めていきます。

次のページ
ロイヤルカスタマー向けギフトのこだわりとは

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
マーケティング最新事例 2025連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

安光 あずみ(ヤスミツ アズミ)

Web広告代理店で7年間、営業や広告ディレクターを経験し、タイアップ広告の企画やLP・バナー制作等に携わる。2024年に独立し、フリーライターへ転身。企業へのインタビュー記事から、体験レポート、SEO記事まで幅広く執筆。「ぼっちのazumiさん」名義でもnoteなどで発信中。ひとり旅が趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ギフティ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2025/11/27 10:00 https://markezine.jp/article/detail/49739

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング