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ウォルマート、Zaraが示す「検索」の終焉。AI時代の勝ち筋「会話型マーケティング」導入の4ステップ

会話AI時代のLTV戦略:3つの視点

 会話AIがLTVに効く理由は、大きく3つある。

 1つ目は、会話履歴にはユーザーの“未来の意図”が含まれる点だ。「最近疲れやすい」「甘いものを控えたい」といった発言は、その後の購買行動につながりやすく、高精度のパーソナライズ基盤になる。

 2つ目は、会話が“迷っている瞬間(マイクロモーメント)”を捉えられることだ。迷いに寄り添った提案は購買体験の満足度を高め、結果として継続利用を促す。

 3つ目は、会話がブランドの世界観理解を促進することである。ZaraやRalph Laurenの例が示すように、AIがブランドの価値観を語れるようになると、共感や愛着が高まり、LTVに強い影響を及ぼす。

会話型マーケティングは「体験基盤」になる

 AIによって、会話は広告、接客、提案、世界観の境界を越えた。もはや会話型マーケティングは“一施策”ではなく、顧客体験そのものを支える基盤といえる。

 重要なのは、

  1. どの相談に乗るか
  2. 誰として話すのか
  3. どこまで自由に話させるのか
  4. 得られた理解をどう顧客戦略に統合するか

 という点だ。

 2026年以降、ブランドは“検索される存在”から“会話される存在”へと進んでいく。この変化を自社の武器として活かすために、今こそ会話型マーケティングの導入を本格的に考えるべき時期が来ている。

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この記事の著者

岡 徳之(オカ ノリユキ)

編集者・ライター。東京、シンガポール、オランダの3拠点で編集プロダクション「Livit」を運営。各国のライター、カメラマンと連携し、海外のビジネス・テクノロジー・マーケティング情報を日本の読者に届ける。企業のオウンドメディアの企画・運営にも携わる。

●ウェブサイト「Livit」

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2026/02/03 09:00 https://markezine.jp/article/detail/50244

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