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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Autumn

MarkeZine20周年特別企画

2006-2026:電通「日本の広告費」から読み解く過去20年の変化、広告の拡張と本質

 スマホすら存在せず、インターネットがまだ「補完的なメディア」だった20年前――広告業界の景色は、今とは全く異なるものでした。MarkeZine創刊20周年を記念した本特集では、1947年からの歴史がある広告統計「日本の広告費」の変遷を辿りながら、業界の20年を振り返ります。取材にご協力いただいたのは、長年この統計に携わってきた電通の森永陸一郎氏です。

スマホすらなかった20年前、当時の広告市場を振り返る

MarkeZine:はじめに、20年前の広告市場を振り返ってみたいと思います。2006年、インターネット広告の存在感が徐々に大きくなってきた頃の、業界の空気感はどのような感じでしたか?

森永:実はちょうどその頃、2007年に「日本の広告費」は大きな改定を行いました。その改定では、インターネット広告の制作費を新たに統計に加え、雑誌広告の推定範囲も拡張しています。2006年というと、ちょうど広告費構成比で雑誌とインターネットが同程度になった年です。インターネット広告市場があれよあれよという間に大きくなってきたので、制作費も含めて捉えようということになったわけです。

 グラフに見られる2007年の段差は、この統計手法のアップデートによるものです(2ページ目【図1】参照)。まさに1つの転換点が約20年前にあったと言えると思います。

株式会社電通 マーケティング統括センター メディアイノベーション研究部 主任研究員 森永陸一郎氏
株式会社電通 マーケティング統括センター メディアイノベーション研究部 主任研究員 森永陸一郎氏

 とはいえ、業界の空気感で言うと、インターネットはまだ補完的なメディアという立ち位置でした。新聞も雑誌も、紙媒体の持つステータス感はまだ力強かったですし、「キャンペーンをやるなら、まずテレビ」という具合に、マスメディア一強の空気感も色濃く残っていました。また、そもそもデジタルの予算を確保している企業は少なく、テレビを前提としたキャンペーン予算の余白にデジタルが追加されるくらいの規模感でした。 

 ただ、その頃から少しずつ起き始めていた重要な変化として、クライアントが「広告効果の可視化」を求めるようになったということがあります。キャンペーンの結果、どのくらい売れたのか、人が集まったのか、認知はどのくらい取れたのかといった具合です。以降、インターネット広告の存在感が一気に高まっていった背景には、こうした変化もあったのだと思います。

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この20年、インターネット広告だけは1度も前年割れせず

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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2026/06/12 08:00 https://markezine.jp/article/detail/50749

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