新生ライブドアは「将来志向」のサービスを模索中
2007年4月に、ライブドアホールディングス(現LDH)からメディア事業部・ネットワーク事業部が分離・独立して生まれた、新生「ライブドア」。リスタートを切るにあたり、オフィスも六本木から赤坂へ移転。新たなる布陣で事業展開に臨んでいる。そんな同社が求める人材像や人材育成について、執行役員・メディア事業部長の田端信太郎氏に聞いてみた。
「新体制になって常に頭にあるのは、とにかく将来志向であれということ。ライブドアという名前が背負った歴史から、良い部分のDNAは引き継ぎつつ、ユーザーさんのほうを向き、『マネーゲームのための話題作りでなく、ユーザーメリットのために、良かれと思ってやっている』と胸を張っていえるサービスを提供することを心がけています」
ライブドアの現在の社員数は、およそ300人。メイン事業はふたつ。ひとつはポータルサイトやlivedoor Blogといった自社媒体を運営する「メディア事業」。もうひとつは、サーバ管理やホスティングを行う「ネットワーク事業」を展開している。今年度の売上予想はおよそ60億円だという。
「弊社の広告商品のひとつに、ポータルサイトのトップページを、フローティング・バナーとクライアントさんのイメージカラーで埋める『トップジャック広告』があります。こういった他社ではマネできない商品を提供することで、広告収入は大きく右肩上がりしました。(ライブドアショック後の)一時期は広告出稿が激減しましたが、大分、信頼を取り戻すことができたと思っています。ナショナルクライアントからの出稿も増え、その結果、広告量は今が、ほぼ過去最高の水準。年度を通し、営業黒字も出せるような環境になり、それにともなって、新しい 『攻めのステージ』に向かおうと、ギアチェンジをしているところです」(この続きはCAREERzineでどうぞ!)