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掲載できる1枚を確実に撮るデジカメ撮影術

【デジカメ撮影術】トリミングで撮影後に構図を整える

  トリミングは、オリジナル画像の一部分を切り抜き、新たな構図を作る作業です。その影響効果の大きさを知り、トリミングが本当に必要な写真のみに行いましょう。必要であれば大胆に行い、まったく別の写真を作り上げてもおもしろいです。【バックナンバーはこちらから!】  

トリミングをする前に確認したいこと

 オリジナル画像から、ある一部分を切り取ることをトリミングといいます。余分な部分を省いたり、強調したい部分にクローズアップしたりする場合に、便利です。簡単にできる分、トリミングを行うことが、もっとも的確な選択肢なのか、見極めてから作業しましょう。トリミングを行うと、写真の構図が変わります。出来上がった構図は、撮影時の状況を踏まえ、ベストだと判断されたものであるはず。安易に変えるのは避けたいところです。

 出来上がった画像を見ると、どうしても、被写体を大きく強調したくなるものです。しかし、単に目立たせることが目的なのか、撮影時の意図を活かすのかを考える時間が必要です。掲載する媒体のコンセプトを振り返り、冷静に判断してから行います。

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この記事の著者

瀬川 陣市(セガワ ジンイチ)

フォトグラファー、写真撮影講師。米国ウィスコンシン州立大学等で写真を習得。帰国後、商業写真撮影、フォトカードグッズ制作など広く写真を使った活動をする。旅写真など紀行物撮影を得意とする。企業、団体からのピンポイントに応じた写真撮影講座、執筆を展開中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/10/09 11:00 https://markezine.jp/article/detail/5475

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