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プログラマーが語るマーケティングツール開発の日常

第3回 あの!SEOアクセス解析ツール「SEOTOOLS」開発の現場と裏事情(前編)


キーワード検索のノウハウが詰まったツール

編集部
これはいつβ版から本格版になるんですか?
八百谷
数ヶ月以内を見ていますけれど…実は、ツールをもっと増やしたいんですよね。やっぱり、SEOといえばSEOTOOLS、っていうブランドを確立させたいんで、早いうちにバっとやりたいですね。
編集部
ツールを増やすというのは、別のコンテンツも持つという意味ですか?
深浦
ど、どこまで話したらいいのかな(笑)。うーん、簡単に言うと、今、順位チェックツールがあるんですけれど、このサイトのコンセプトってまずは診断があることなんで、順位のほうにも診断があったら面白いかな、とか。あとはキーワードアドバイスツールってご存知ですか?
編集部
ええ。はい。
深浦
あれをラッピングというか、拡張したものですかね。やっぱり、SEOTOOLSの今のキーワード解析は、URLを打ち込むだけでできるんでカンタンでいいのですけれども、精度的に限界がありまして。自動的にそこのキーワードを解析する、というのに限界があるんですね。これ以上精度を上げようとするならば、単純に色んな角度からデータ持ってこないといけないから、めちゃくちゃ重くなるんですよ、処理が。だから現実的じゃない。だから、今の順位チェックツールみたいに、あらかじめキーワードを入力して、何かもっと違う順位結果が出れば、と思っています。そんなものがあってもいいんじゃないかなって。このキーワードの部分ってすごくSEOでは重要なんですけれど、ここが間違っていると、このツールは意味をなさなくなる。よくあるのが、何らかのサイトを解析したときになんらかのキーワードが出てきて、解析結果がゼロゼロゼロみたいな。でも、サイトの運営者はもっと違うキーワードで検索して欲しいと思っていたりして、そのキーワードだと上位に表示されたりするんですよ。ま、SEOを総合的に考えればこのツールでキーワードが出るようなつくりであったほうが望ましいと思うんですけれど、単純に順位と、順位から来る集客力という面から見れば、もうちょっと多角的なところから分析したほうが、集客力っていうのは測れると思うんですね。
編集部
じゃあ今後はキーワードのほうを重点的にやっていこうかなという感じですかね。
八百谷
キーワードについては、これがうちのノウハウが一番詰まったところなんですよ。
編集部
え、どういう意味ですか?
八百谷
今まで実際にSEO業務をしてきて、「こういう風にしたら順位が上がった」っていう過去三年間くらいの業務の積み重ねがベースにあるんです。キーワード率とか、h1タグとか、titleタグとか、ソースの内部がどうなったときに順位が上がるかという法則なんですけれど、そういうのがこのなかに入っているんですね。
編集部
それはもう、ブラストホールディングスさん自身のノウハウなんですね。
八百谷
その辺のアバウトな、経験的なものを深浦にプログラムしてもらったわけなんです。その辺はやっぱり経験値なので結構難航したんですけれど。僕はプログラムわからないので、こうしてくれああしてくれって、アバウトですよね。その中で彼がよく頑張ってくれた。

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MarkeZine(マーケジン)
2006/07/12 21:16 https://markezine.jp/article/detail/55

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