日本のMSNではこれまでリアルタイムでのデータ入手が難しく、レポート作成のための手作業が必要となっていたが、SiteCatalyst導入後は、ニュースなどのカテゴリごとの担当者がブラウザからログインして、担当チャンネルの状況や訪問者の動向を確認したり、コンテンツ配置の変更などをタイムリーに実施できるようになった。
また、ページビューやユニークユーザー数の計測だけでなく、サイト回遊率を上げるためのサイト訪問者導線分析や、新しい広告商品開発・販売のための訪問者プロファイル分析など、さらに詳細なサイト分析が行えるようになったという。
MSNではこれまで、米国、ヨーロッパ、アジアなど、全世界のサイトでOmniture SiteCatalystを導入している。このため、サイトやページカテゴリのグルーピング機能によって、他国のMSNサイトの アクセス状況なども閲覧可能になっている。
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