突然の「2次会の店、探して」にも対応 スマートにもう1軒目を探す「30min.」
小山 そうそう、ブログとの連携はiPhoneはいいんですよ。そういえば、「30min.」というアプリも便利ですよ。GPSで自分がいる周辺の飲食店などを探すことができるんです。それがブログと連携していてクチコミと一緒にみることができるんです。
木本 クチコミと一緒というのがいいですよね。二次会やあと1軒行きたいね、なんて時に便利ですね。
GPS機能と連携することにより、現在地の周辺にある「ランチスポット」「レジャースポット」「注目スポット」が検索できる。ブログとひもづいており、口コミ情報とともに検索できるのがミソ。駅名から周辺情報を検索することもできる。
木本 コミュニケーションツールとして、仕事でもプライベートでもいろいろと使えることがよくわかりました。でも、嫌いな人を撃退するなんてアプリは、さすがにないでしょう。
ちょっと抜け出したいとき便利な、ウソの着信を知らせてくれる「Fake Call On-the-Fly」
小山 直接的にはないですけれど、これなんかどうですか。「Fake Call On-the-Fly」は、「上司から5分後に電話」というように設定しておくと、上司の電話番号で電話がかかってきたようにカムフラージュしてくれるんです。写真が表示されるので、「あ、じゃ、上司から電話なんでちょっと失礼」なんて、気の進まない会合なんかを抜けることができる。
名前と時間、コール音、表示画像を設定でき、指定の人物から電話がかかかってきたように装うことができる。ちょっと席を外したい時などに便利。
木本 面白いなあ。いや、もう、iPhoneの使い方って、有効かどうかというより、みんなアイディアが生き生きしていて楽しい。使っているとこちらもイマジネーションをかき立てられますよね。
小山 でしょう~。すでに総アプリ数は1万を突破しているというし、こうして紹介している間にも、どんどんバージョンアップしたり、新しいアプリが登場したりしている。前に紹介したPhotoShareを開発した中島聡氏は、マイクロソフトでWindowsやInternet Explorer のチーフアーキテクトなどを務めたというカリスマプログラマ。その方が、もうiPhoneのアプリしか作らない、とおっしゃるくらい入れ込んでいるほどなんですよ。ぜひ、この熱さ、勢いを楽しみたいですね。おっと、電話だ。今日はこれで失礼します~。
木本 それ「Fake Call On-the-Fly」とちゃいますのー(笑)。また近いうちに、いろいろ教えてくださいね。今回は、ありがとうございました。
小山 ほんと、楽しかったです。ありがとうございました。
「メディアミックスにネットワーク連携、アナログ風カメラにゆるゆるアプリ、最先端なのか、アナログなのか、完全にミックスしているのがiPhoneの魅力なんでしょうね。それをどう使っていくかは、本人のセンスが問われるというわけで。仕事にプライベートに、僕個人がいろいろ使えそうですが、ぜひ、TKOとしてiPhoneで楽しんでもらえる独自コンテンツやメディアを考えたいですね。ぜひ、マーケジンさん、その企画をあと押ししてな~」(TKO木本談)
