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ライオン丸の間違いだらけのSEO

第2回 リンク集への登録は順位がアップする? それともペナルティ?

自分がやったこと、検索エンジンで起こっていることの区別

 リンク集などに登録することや、リンクを受けるように仕組んだことなどと、検索エンジンがリンクを受けたことを認めることとは違っていることに注意が必要だ。 図で説明していこう。

リンク集とSEO対象ページとの関係図

 上図のように、リンク集サイトを訪問して自ページを登録した場合に、SEOの効果が出るためには、以下の3つの条件がすべてそろわなければならない。

  1. 自ページ(SEO対象ページ)がインデックスされる
  2. リンク元(SEO対象ページのURLが載っているページ)がインデックスされる
  3. リンク元から自ページ(SEO対象ページ)へのリンク情報が認められる

「インデックスされる」とは、検索エンジンのデータベースに蓄積されること、登録されること、検索されるようになることである。

 (1)マゼンタのページが認められ、(2)シアンのページが認められ、(3)シアンからマゼンタへの矢印が認められる。この3点をクリアしてはじめてSEOがSEOとなるのである(なお、(3)について論じ始めると、長くなりすぎるので今回は省略して、本稿では(1)と(2)についてのみ追求する)。ここで、特に問題となるのは、(2)のリンク元のインデックスである。このことは、意外と多くの人が気づいていないようだ。

 つまり、自ページがリンクを受けたことによる順位アップなどのSEO効果を獲得するためには、自ページだけでなくリンク元もインデックスされること、検索エンジンに登録されることが必須条件なのである。これらの条件がそろったなら順位アップが期待できる。

 自分がおこなった現実の作業ではなく、検索エンジンの中の世界で起こっている出来事だけが、SEOとなるということをくれぐれも忘れないでいただきたい。

次のページ
自動リンク集の仕組みとリンク元のインデックス

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アルゴリズム(アルゴリズム)

本名:石崎和男 株式会社アルゴリズム 代表取締役。福岡商工会議所、府中商工会議所(広島県)、法人会員。独自の研究と実験や検証を元にした検索エンジン対策を確立し、テンプレート販売やランクアップ・サポートなどのSEO事業、およびウェブマーケティングを展開している。運営しているSEO塾の塾生は延べ数千人、セミナー受講者も800名...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/07/20 12:00 https://markezine.jp/article/detail/67

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