ドコモユーザーはポイントや特典がお好き?
ビデオリサーチインタラクティブは、東京・神奈川・千葉・埼玉の携帯電話を所有している10代から50代の男女に、今年の1月から2月にかけて調査を行った。
キャリア別に最近3か月間の携帯サイト利用率を見ると、NTTドコモでは「ドコモプレミアクラブ」、auでは「au oneトップメニューGoogle検索」、ソフトバンクでは「Yahoo!検索」が最も高くなっている。「ドコモプレミアクラブ」は、入会するとポイントが増えたり、特典があるサービスの総称で、ドコモユーザーだけは検索ではないサービスが1位となっている。
また「乗換案内(ジョルダン)」「mixiモバイル」「Googleモバイル」「ぐるなび」「Yahoo!オークション」などのサイトは、3キャリアとも共通して利用率上位にランクイン。
このうち「乗換案内(ジョルダン)」と「mixiモバイル」に注目すると、「乗換案内」は男女とも20~30代の利用率が高く、女性20代では48%に達している。また「mixiモバイル」でも女性20代での利用が活発だが、女性10代でも45%と高い利用率になっており、傾向が異なっていることがわかった。
携帯サイトの番付1位は「マクドナルド」
約40の広告主サイトの利用率調査では、24.1%という圧倒的な利用率で「マクドナルド」が1位となった。携帯ユーザーの4人に1人が利用していることになる「マクドナルド」の携帯サイトは、その名も「トクするケータイサイト」となっており、最新情報だけでなく、お得な新商品やセット商品、携帯クーポンなどを利用することができる。このためか、特に女性15~19歳と女性30代での利用率が高くなっている。
そのほかにも、上位には「コカコーラ」「すかいらーく」が入ったほか、ANAやJALなどの航空会社、銀行サイトがあるなかに、セブン-イレブン、ユニクロも登場。各社、携帯で利用できてベンリ、お得というほかに、携帯サイトとしての存在感をしっかり示しているようだ。
【関連記事】
・マクドナルド、全店売上高5000億円を達成した平成20年度の純利益は対前年比58.5%増
・携帯クーポン使ったことがあるのは「ファーストフード」が約8割、マクドナルドに高評価
・「紙のクーポン」人気健在、あらゆる年代で利用率1位
・日本マクドナルド、「かざすだけで注文できる」おサイフケータイを使った新型クーポンを初導入