SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

現場ノウハウ満載!現役店長に学ぶ「人気ネットショップの作り方」

第4回 ついに達成!年商1億円への道(前編)~「下町の焼酎屋 澤屋総本店」がブレイクするまで~


楽天市場で「月刊MVP」に!

さて、その楽天市場で、澤屋総本店が2005年3月に「月間MVP」に選ばれたことが、飛躍のきっかけとなったということですが、当時のことを詳しく教えてください。

これは当店の歴史的転換となった栄冠でした。スタッフ全員にとって大変な喜びでしたが、かくいう店長の私が一番喜びました。それもそのはず、ネットショップを楽天に出店したのが、2002年11月。忘れもしない月商10万からのしょぼいスタートでした。

ネットショップの出だしの厳しさは、ショップオーナーの方からよくお聞きする話ですが、庄司さんも開店当時は苦労されたんですね。

仕入れの問題が商品供給の大きな障害となったり、人材不足、ネット通販という新業態へのとまどいなど、2年以上も苦難の連続。眠れない日々も続きました。しかし、幸い「本格焼酎ブーム」という大きなフォローの風があり、売り上げも徐々に拡大していったのです。

そういえば、一昨年の楽天のプロ野球参入も、追い風になったとか?

はい。新規客が随分と増えました。追い風になったことは間違いありません。集客効果は抜群だったと思います。 とにもかくにも、当店の本格焼酎に対する情熱が、取引先や蔵元はもちろんのこと、お客様にまでしっかり伝わったことも大きかったと思います。

楽天の「ランキング市場」の常連でもありますが、そのためにどういったことを心がけていますか?

「ランキング市場」の常連になったのは、2005年3月に月間MVPを受賞してからです。特に力を入れている本格焼酎や企画などが次々とランクインするようになったことは大変うれしく思っています。私の中では、ランクインすることを目的としてするのではなく、あくまでも当店が支持されているひとつのバロメーターとしてとらえています。

次のページ
遠方からのお客様はうれしいものです

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
現場ノウハウ満載!現役店長に学ぶ「人気ネットショップの作り方」連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 雅彦(ヤマダ マサヒコ)

大学で経営工学を専攻。総合電機メーカー系ソフトハウスに勤務後、フリーのシステムエンジニア、IT系コンサルタントなどを経て、2000年3月に有限会社サーブを設立。 また、買い物情報のクチコミサイト「買物じょうず」の企画・開発...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/02/19 21:36 https://markezine.jp/article/detail/718

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング