SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

クルマ・旅行だけでなく、若年層の「酒離れ」が進行

ビールを選ぶ人は「価格」より「味」

 今回の調査は、全国の20歳以上の価格.com登録ユーザー6672人(男性87.1%、女性12.9%)を対象に7月に行われた。

 普段よく飲むお酒のベスト3は「ビール」「発泡酒」「第三のビール」で、この3種類は、男女問わず「よく飲む」と答えた人の割合が大きい。ビールを選ぶ人は、何よりもその味にこだわっており、購入時に重視するポイントとして「味」をあげた人は70.7%なのに対して、「価格」は7.7%。これが「発泡酒」になると「価格」が28.6%、「味」は36.9%となり、さらに「第三のビール」になると、「価格」が42.1%、「味」が35.0%と逆転している。

「飲めないのではなく、飲みたくない」若者の酒離れ

 普段お酒を飲む頻度が「ほぼ毎日」と答えた人は4割に達しており、年代が上がるほど飲酒の頻度が上がっている。一方、若年層ほど、習慣的な飲酒の頻度が低く、お酒を飲まない割合も高くなっている。

普段お酒を飲む頻度(世代別)

 お酒を飲まない理由はさまざまだが、若年層、特に20代では、「お酒は飲めるが好きではない」という割合が非常に多く、「飲めないのではなく、あまり飲みたくない」という酒離れの傾向が見て取れる。

お酒を飲むか、飲まないか(世代別)

 また、お酒を飲むシチュエーションを昨年と比べてみると、増えたものとしては「家(自宅または友人宅)」がもっとも多く、全体の46.8%を占めた。「外食」で飲む機会が増えたと答えた人はわずか8.7%で、逆に減ったと答えた人は46.4%となっている。

 同調査では、ビールよりも安いことで人気となった発泡酒や第三のビールは、実は若年層にはさほどヒットしておらず、逆に同価格帯のソフトなお酒との競合が激しくなっているのではないかと分析している。若年層のクルマ離れや旅行離れが指摘されているが、お酒に関しても確実に「酒離れ」が進行しているようだ。

【関連記事】
若者の旅行離れ、「恋人の有無」が影響
男性7割が「自分は草食」、肉食女子は「頼りになる・つきあいたい」、
クルマへの関心度、男女差は以前の3分の1に縮まる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2009/08/05 11:35 https://markezine.jp/article/detail/8000

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング