今回、パケットキャプチャ型のウェブ解析ソフトウェア「RTmetrics」を導入したのは、「みんなの株式」「みんなの株式 mobile」「みんかぶシストレ」「みんなの株式 マネー講座」の4サイト。
マスチューンではこれまで、Javaスクリプトによるウェブビーコン型のアクセス解析ASPを利用していたが、閲覧時のページレンダリングに影響しないようにJavaスクリプトの設置場所を検討したり、従来のプログラムコードへの修正作業が運用上の負荷となっていた。RTmetrics導入後は、ウェブサイトに配置するプログラムコードが不要となり、アクセスが集中する時間帯では、ページロードのレスポンスタイムがコンマ数秒も改善された例があるという。
また、「みんなの株式」は、会員数や銘柄数、投稿数に比例してページ数が増加するURL体系となっているが、RTmetricsのマッピング機能によってURLの異なる複数ページをまとめてマクロ的に動向を把握したり、任意期間でのサイト解析機能によって、特定ページのPV数の時系列解析が一括で実行可能となっている。
マスチューンでは今後、アクセス解析結果をHTTPリクエストで取得できるAPIを利用して、「アクセス数の多い銘柄」をサイト上に表示するなど、情報提供をさらに充実させていくとしている。
【関連記事】
・100ドメインのサイトを運営するベネッセの悩みとは?RTmetrics導入事例
・BIGLOBEとオーリック・システムズ、SaaS型アクセス解析サービスを提供
・サイト全体に網を張れ!「RTmetrics」が最新解析用ユーザインタフェース搭載
・月間1億PVの「価格.comモバイル」、アクセス解析に「RTmetrics」を導入