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本気で活用したい人へ!ゼロからわかるアクセス解析導入・運用完全ガイド

アクセス解析データから“課題を発見する”テクニック
【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】

課題を発見するための3つのポイント

 最後に、課題発見を行う際に見るべきポイントを紹介しておきます。セグメンテーションをした前でも後でも基本的には以下の3つのデータを見る事で、多くの場合は課題を発見できます。

集客

 集客ごとの流入数・流入率・CVRを中心に見ていきましょう。特定の集客だけコンバージョンが悪いといった課題発見や新規を連れてくる人が多い流入元やキーワードを見つけ、キャンペーン時に活用するといった事が行えます

ランディングページ

 多くのサイトのエントリーページは10~20ページくらいに絞られます。そのため、まずはこれら10~20ページに対して、直帰率・移動してもらいたいと考えているページへの遷移率、流入ワードとコンテンツのマッチングなどを確認しましょう。サイトにおいてランディングページはサイトの印象付けを行う非常に大切なページです

サイト内導線

 比較的難易度が高い部分ですが、その中でも主要の導線をきめ、その中での離脱率を見ていく方法をお勧めします。例えば「TOP→一覧→詳細→フォーム入り口→フォーム完了」などがよいでしょう。特に離脱率が高い所を探して原因調査・対策を行っていきましょう

 

 今回は、課題の発見方法について紹介を行いました。次回はいよいよ、今回発見した課題に対して、どうやって改善策を考えていくか、そしてそれを実践し評価するか? という内容について紹介いたします。次回もお楽しみに!

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この記事の著者

小川 卓(オガワ タク)

ウェブアナリストとして、マイクロソフト、ウェブマネー、リクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパンで勤務。2015年にフリーランスとなり、UNCOVER TRUTHのCAO(Chief Analytics Officer)に就任。フリーランスでは、コンサルティング、勉強会、執筆などで活躍している。主な著書は『...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/11/10 11:00 https://markezine.jp/article/detail/8726

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