Beat Communicationは15日、社内SNSパッケージ「Beat Office」を導入している企業を対象にした調査結果を発表した。社内での利用人数を見ると、1000~5000人未満の大企業が4割を占める一方、100~500人未満の企業が27%に達するなど、中小企業でも社内SNSを取り入れつつある現状がうかがえる。
社内SNS導入で期待されているのは「社内のコミュニケーション円滑化」が86%と圧倒的に多く、導入後は8割の企業が効果があったとしている。
社内SNSを利用しているのは20代から30代の女性利用者が最も多く、若年層の利用者が目立っているが、40代や50代でも男女ともに利用が進んでいる。また、アクセス頻度は、1週間に1回程度のユーザーと毎日1回以上というアクティブユーザーに二極化している。
社内SNSでよく使われている機能は「コミュニティ」と「日記」。2007年に実施した前回調査と比較すると、3位に「メッセージ機能」が入り、前回4位だった「アンケート機能」が下がっていることから、同調査では社内SNSの機能を使った密なコミュニケーションが深まっているのではと分析している。
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