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キーワード選定にユーザーの生の声を取り入れる
【ブログクチコミをSEO対策に活かす】

 Webサイトに対してSEO施策を行う際に、コンテンツ内で扱うキーワードをどのように選定しているだろうか。特に何も考えずにキーワードを決めてしまい、思うように会員登録や商品購入などのコンバージョンに繋げられないサイトは少なくない。そこで、今回はキーワード選定にブログのクチコミを活用した例を紹介していきたい。【バックナンバー】

SEO対策におけるキーワード選定の課題

 Webサイトに対してSEO施策を行う際に、キーワードをしっかり考えた上で決定する事は、非常に重要である。なぜなら、自分たちが普段何気なく使っているキーワードが、必ずしもターゲットとなるユーザーが用いるキーワードであるとは限らない。また、単純に検索数の多いビックキーワードを狙って、仮に検索結果で上位に表示できたとしても、ユーザーが求めていた情報ではないと判断されれば、サイトへの流入もコンバージョンへ至ることもなくなってしまうからだ。

 そのため、検索結果に表示させるキーワード、つまり対策キーワードは、単純に検索数の多いものではなく、ターゲットユーザーにマッチした、コンバージョンに繋がりやすいキーワードを扱う必要がある。では、どのようにキーワードを選定すれば良いのだろうか。簡単な流れとしては、抽出 → 拡散 → 絞込となる。

 まずは、対象となるサイトを上位に表示させたいキーワードを抽出し、次に言い換えや一緒に検索されやすいキーワード、表記ゆれを含め考えうるキーワードを列挙していく。最後に、多くのユーザーに使われているか、サイトの目的にマッチしているか、ターゲットユーザーに使われやすいかなどの視点から、対策キーワードを絞り込むと良い。

 しかし、その選定方法にはいくつか問題がある。言い換えや表記ゆれなどを考慮してキーワードを拡散させるためには、人の頭だけでは限界がある。かといって、現在提供されているキーワード調査ツールも限りがある。

【現在提供されている主なキーワード調査ツール】

 SEO対策の際に、一般に参考にされるのは検索数のデータが中心となっており、絞込みにおいても指標となるのはほぼ検索数のデータのみとなってしまっている。その結果、キーワードを選定する際に、検索数の大小が大きく影響されてしまい、最初にお伝えしたターゲットユーザーにマッチしたコンバージョンに繋がりやすいキーワードかどうかは、判断をつけにくいのが現状だ。

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この記事の著者

福田 保範(フクダヤスノリ)

2007年~2015年6月、株式会社アイ・エム・ジェイにてWEBディレクター、SEOコンサル、マーケティングコンサルなどを経験。2015年7月より、三井住友カード株式会社にてWEBマーケティングを実施中。おもにコンテンツマーケティング、WEB広告、SEOなど多岐にわたるデジタルマーケティングに従事している。また、WEBマーケティングから育児まで多岐に渡るテーマを語るブログ『FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)』を運営している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/01/08 11:00 https://markezine.jp/article/detail/9145

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