モバイルサイトでの離脱率を下げるためのポイントとは?
サイト運営者が最も改善したいものの1つに、一般的に約30~50%といわれる離脱率が挙げられる。基本的なことだが、離脱はサイト運営者の優先順位と訪問者の関心が合致しないときに起こる。大きく分けて、離脱のパターンには2種類ある。
1つ目は、そもそも訪問者の関心のない内容だったケースだ。この場合、問題はサイトそのものではなく、広告やキーワードといった誘引部分を見直す必要がある。2つ目は、訪問者の関心には合っているものの、目的の商品・情報が見つからないケースだ。この場合は、サイト自体の問題が原因でせっかくの見込み客を逃していることになる。
2つ目のケースでは、流入したユーザーが興味を持つ情報を初めに表示させることが解決策になるだろう。しかし、モバイル端末の限られた画面スペースに、興味のありそうな情報をすべて表示してしまうと、かえって見づらいページになってしまう。安藤氏は「モバイルの場合、特に訪問者の興味関心に合わせて表示するページを動的に変えることが重要」だという。
アクティブコアは、インターネット上のユーザーの行動履歴をトラッキング管理する自社開発技術をコアにしたサービスを展開している。同社営業部主任の安藤氏は、サイト運営者が抱える悩みへの処方箋として、自社の製品群を紹介した。