運用負荷が減った分、“改善業務”に注力を
毎月の出稿状況を経営陣や事業責任者に報告することもマーケティング担当者にとっては重要な業務だが、社内での評価を上げていくためには、やはり広告効果を上げて行かなくてはならない。広告効果測定ツールを利用し、広告運用の負荷を減らせる分、チューニングに力を割いてほしいというのがビービットの考えだ。
「WebAntennaは、時間がない担当者でもPDCAを回せるようにすることを目的としたツールです。今後もユーザー志向のマーケティングを実践していきたいと考える広告主のお手伝いをしていきたいと考えています」(中島氏)
消費者ニーズをつかんで、どのような対策を打っていけば広告効果を改善できるかについては、昨年開催されたMarkeZine Day 2009のセミナーレポートなどを参考にしてもらいたい(詳細:PDCAが回らないのはなぜ? 間違いだらけの運用改善を正す【MarkeZine Day 2009】)。また、施策を考える上で役立つ機能やいざ手を動かそうとした際に感じる使い勝手の良さもWebAntennaの特徴なので、現状分析に使っているアクセス解析ツールや広告効果測定ツールに満足していない方にとっても魅力に感じてもらえるはずだ。
広告効果測定をより高度に行い、Webマーケティングを改善する。そのために入れたはずの広告効果測定ツールによって逆に広告代理店に縛られてしまったり、ツールに振り回されて業務負荷が増えてしまっては本末転倒。そんな意外と陥りがちな罠にはまってはいないだろうか。ここまでに取り上げてきた課題に対して身に覚えがあるようなら、これを機会にツール乗り換えも検討してみてはいかがだろう。
【参考情報】
ユーザー志向のマーケティングを実現する広告効果測定システム『WebAntenna』の詳細は、ビービット社サイトに掲載されています。興味のある方はぜひご覧ください。