Googleアドワーズを活用して、巨額を集める
さて、ここからGoogleについての与件をまとめてみる。
2 Googleは、アドワーズ広告を使うユーザーに対しては、既に決済手段を持っている(アドワーズ広告の支払いは、基本的にはクレジットカードでの毎月引き落とし)
3 ネットの特徴として即時性がある。緊急告知に強い。
4 Googleは、MyGoogleのログインなどを通じて、個人を見分けることができる
この与件を利用すれば、以下のような仕組みができないか。仮に、災害が起きたとする、そのニュースは広く世間に知られるだろう。その時、Googleは以下のことを行ってみてはどうか?
1):アドワーズ広告を使用しているユーザーが、何らかの形でGoogleにログインしたとき、POPUP画面を出す。あるいは、ログイン後に、画面をひとつ挟み込む。そこには以下のようなことが書いてある。
「Googleでは○○○で起きた災害の被災者を支援するための募金を募っています。以下の選択肢からお選びください。
- 今月、アドワーズ広告に使うお金の1%を寄付する。
- 100円を寄付する
- [**]円を寄付する (**は自由記入)
- 次回に寄付する(□ 以後、このウインドウを表示しない。)
※ Googleでは、皆様から集まった募金額と同額を被災地に寄付いたします。
これに反応して寄付する人は、確率論として何人かいるんではないかと。合計すれば、それなりの額にもなろう。お金なので、長岡市も鳥取市も受け取とりやすい。
そして、Googleも、集まった合計金額と同額を寄付するというのでどうか。「ロングテールの力で、人々の善意を集める正義の味方」というポジショニングが取れるので、Googleビジネスにとっても、よいPR、イメージアップになるんではないか。