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人が育つ仕組みがあればブランドは継続する 和田浩子氏が語る人材育成の真髄
東京国際フォーラムの最も大きな会場の最前列に、現P&Gや同社出身の希代のマーケターたちがずらりと並んで、この講演はスタートした。日本人で初の米P&Gヴァイス・プレジデントに就任した和田浩子氏が、アドテック関西に続いてアドテック東京2017に登壇。今回の講演「サステイナブルなブランドを育み、ブランドを育む人を育てるために」では、P&Gで幾多の人材を育ててきた和田氏から、ブランドマネジメントと人材育成の確固たる仕組みと、そこで大切にしていることが語られた。
1392017/12/26 -
花王、サンリオ、博報堂ケトルが考える「顧客中心主義」のあり方とは?
企業起点で機能やスペックを訴求するコミュニケーションが効かなくなったといわれて久しい。顧客の視点を中心に据えた取り組みを各社が模索するも、一方でデジタルマーケティングが加速するほどKPIの数値を追求してしまい、「それは本当にブランドコミュニケーションとして役に立っているのか?」と問うべき事態も見受けられる。10月17、18日に東京国際フォーラムで開催された「アドテック東京2017」にて、オイシックスドット大地の西井敏恭氏がモデレーターを務めたセッションでは、コミュニケーションが顧客起点になって...
2542017/12/06 -
デジタルありきのマーケティングは限界 飲食各社に学ぶデジタルとブランディングの融合
デジタルマーケティングがあらゆる企業にとって無視できないものになった今、単なる獲得目的の活用ではなく、マスマーケティングによる既存のブランディングとどう融合させるかが課題になりつつある。10月17、18日に東京国際フォーラムで開催された「アドテック東京2017」にて、アジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦氏がモデレーターを務めたセッション「デジタルマーケティングとブランディングの融合」に、日清食品、トリドール、日本コカ・コーラの飲食系3社が登壇。失敗事例も含め、各社の試行錯誤が率直に語られ...
2262017/11/17 -
人がまじめに一生懸命やることを人は喜ぶ〜糸井重里氏と唐池恒二氏が語ったこと【アドテック東京2017】
「今日は、皆さんが普段この場で話されている話と逆の話になりそうですが。自分たちの考えていることを、逆のことを言っていそうな人のところでしゃべってみたいなと思いました」と語るのは、ほぼ日の糸井重里氏。10月17、18日に東京国際フォーラムで開催された「アドテック東京2017」、夕方のキーノートには糸井氏と、「ななつ星 in 九州」を手がけたJR九州の唐池恒二氏を迎えた。日々、マーケターの皆さんは一体何に向き合っているのだろう? 「気」「生活」「人間」というキーワード、それにまつわる両氏からのメッ...
1142017/11/09