独白だがリアクションがつきやすい雰囲気
簡単な無料登録後すぐに利用可能となるtritter.comでは、ログイン後画面の中央に”What are you doing? (今何しているの?) ”という質問ではじまる入力ボックスが表れ、このボックスに140字以内の簡単な文を入力すればこの文が投稿されるのだが、これら文章がブログ記事の様に蓄積され、自分の個人ページが作られていく。
自分が書いた文が最新投稿順に蓄積され、それが個人ページになることから「ミニブログ」というカテゴリー名がつけられたと考えられる。しかし、実際にミニブログが使用されている様子を見てみると、まるでソーシャルネットワークサービス:SNS(Social Network Service)とチャッティングサービス:IRC(Internet Relay Chat)が結合したサービスのようにも見える。
既存のブログがひとりで独白する「もの悲しい空間」であると仮定すると、twitter.comを筆頭としたミニブログは、まるで独白をするようでありながら実際には多くの人々と対話をしているような楽しみがあり、温かみのある空間を演出しているといえるのではないだろうか。
サービス開始後わずか8ヶ月で大きな成功を収めたtritter.comは、すでに国内外で多くの類似サービスが作られている。国内では、2007年4月10日に株式会社アクセラージャパンがchat.doovii.comというサービスをオープンした。その他にも国外でオープンしたtwitter.comの類似サービスをひとつにまとめてみた。業界の動きを見てみると、今年中にも国内のみだけでも10個以上の類似サービスが出現するのではないだろうか。
- http://www.tumblr.com/(英語)
- jaiku.com(英語)
- hubpages.com(英語)
- chat.doovii.com(日本語)
- me2day.net(韓国語)
- playtalk.net(英語, 韓国語, 中国語)