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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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アクセス解析+α

自社の“本当”のTOPページが分かる!
Googleのキーワードツールが教えてくれる4つのこと


リスティングの入札ワード探し~どのキーワードに入札すべきかが分かる

 キーワードツールの列に「推定平均クリック単価」という列があります。これは、Googleのリスティングサービス「Adwords」で3位以内を確保するために必要とされる入札単価です。この情報を有効活用しない手はありません。「入札して効率が高いと思われるワード」を3つの条件をもって見つけましょう。

  • ローカル月間検索ボリュームが多い
  • 推定平均クリック単価が安い
  • 競合性(入札している広告主の多さを表す指標)が低い

 画面から探してもよいのですが、ダウンロードしてこれら3つの指標を使った「リスティング有効度数」を計算する事をオススメします。計算式は以下の通りです。

 リスティング有効度数=(1/競合性)×(1/推定平均クリック単価)×ローカル月間検索ボリューム

 そして、結果は以下の通りです。「音楽」というキーワードでのデータになります。

 つまり、競合性が低い・推定平均クリック単価が安い・ローカル月間ボリューム数が多いほど、リスティング有効度数が高くなります。有効度が高いワードから入札をする事をオススメします。

モバイル検索ワード~モバイルとPCの検索ニーズに違いが分かる

 「キーワードツール」ではモバイル端末での検索ワードも調べることもできます。モバイルサイトを持っている場合に便利です。またPCサイトとの比較をして、コンテンツの作りを変える事も有効です。利用をするためには、キーワードあるいはURLを入力した後に、「詳細オプション」をクリックし、「モバイル検索」のチェックボックスをオンにします。

 以下は、「無料」というワードでPCとモバイル、それぞれの検索結果になります。出てくるワードに違いがある事がよく分かります。

PCの場合
PCの場合
モバイルの場合
モバイルの場合

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アクセス解析と+αした活用方法

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この記事の著者

小川 卓(オガワ タク)

ウェブアナリストとして、マイクロソフト、ウェブマネー、リクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパンで勤務。2015年にフリーランスとなり、UNCOVER TRUTHのCAO(Chief Analytics Officer)に就任。フリーランスでは、コンサルティング、勉強会、執筆などで活躍している。主な著書は『...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/10/26 16:26 https://markezine.jp/article/detail/11105

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