リスティングの入札ワード探し~どのキーワードに入札すべきかが分かる
キーワードツールの列に「推定平均クリック単価」という列があります。これは、Googleのリスティングサービス「Adwords」で3位以内を確保するために必要とされる入札単価です。この情報を有効活用しない手はありません。「入札して効率が高いと思われるワード」を3つの条件をもって見つけましょう。
- ローカル月間検索ボリュームが多い
- 推定平均クリック単価が安い
- 競合性(入札している広告主の多さを表す指標)が低い
画面から探してもよいのですが、ダウンロードしてこれら3つの指標を使った「リスティング有効度数」を計算する事をオススメします。計算式は以下の通りです。
リスティング有効度数=(1/競合性)×(1/推定平均クリック単価)×ローカル月間検索ボリューム
そして、結果は以下の通りです。「音楽」というキーワードでのデータになります。

つまり、競合性が低い・推定平均クリック単価が安い・ローカル月間ボリューム数が多いほど、リスティング有効度数が高くなります。有効度が高いワードから入札をする事をオススメします。
モバイル検索ワード~モバイルとPCの検索ニーズに違いが分かる
「キーワードツール」ではモバイル端末での検索ワードも調べることもできます。モバイルサイトを持っている場合に便利です。またPCサイトとの比較をして、コンテンツの作りを変える事も有効です。利用をするためには、キーワードあるいはURLを入力した後に、「詳細オプション」をクリックし、「モバイル検索」のチェックボックスをオンにします。

以下は、「無料」というワードでPCとモバイル、それぞれの検索結果になります。出てくるワードに違いがある事がよく分かります。

