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自社の“本当”のTOPページが分かる!
Googleのキーワードツールが教えてくれる4つのこと


自社や競合に関連するキーワード~どのキーワードの対策をすべきかが分かる

 自社サイトのURLを「ウェブサイト」の欄に入れて検索してみましょう。自社サイトに関する検索ワードの一覧が表示されます。次の「ローカル月間検索ボリューム」の文字列をクリックして、降順に並べましょう。自サイトに関連しているワードが分かります。ここでは、あるソファー屋さんのサイトを入力しています。

 こちらをページ上部にある「ダウンロード」を使ってダウンロードしておきます。

 検索数から、自サイトへの流入率(CTR)を確認してみましょう。そのためには、キーワードツールからダウンロードした「キーワードごとに」、サイトへの流入数をアクセス解析ツールから取得する事が必要です。以下は、GoogleAnalyticsから取得したデータです(社名や製品名を表わすブランドワードなどは外しています)。

 この2つのデータをまとめ、「流入数 ÷ 2010年6月の検索数」を行えば、検索エンジンからサイトへのクリック率(CTR)が分かります。

 そして、ExcelのVLOOKUPを使ってマッチングを行い、得られた結果が以下の通りです。

 マッチしたキーワードの流入数・流入率・検索されているけど流入がないワードなど、施策を考えやすい情報が揃っています。ぜひ、有効活用してみてください。また、本連載でも紹介予定の「検索順位チェックツールGRC」などを使うと、検索順位と流入数の関係も確認できます。

競合の調査も、同じような手法を使って行うことができます。自社と競合のサイトURLを入力し、キーワードを比較するのです。競合に関連するキーワードが自社キーワードリストに入っていない場合は、対策を打つことが大切です。そのワードに関しては、競合への流入があるのに自社への流入がありません。逆に自社にしかないワード、それを強みとして更にコンテンツを充実して、CTRを増やしましょう。競合有意性に繋がります。

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リスティングの入札ワード探し~どのキーワードに入札すべきかが分かる

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この記事の著者

小川 卓(オガワ タク)

ウェブアナリストとして、マイクロソフト、ウェブマネー、リクルート、サイバーエージェント、アマゾンジャパンで勤務。2015年にフリーランスとなり、UNCOVER TRUTHのCAO(Chief Analytics Officer)に就任。フリーランスでは、コンサルティング、勉強会、執筆などで活躍している。主な著書は『...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/10/26 16:26 https://markezine.jp/article/detail/11105

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