オーシャナイズが運営する「タダコピ」は、2006年に慶應義塾大学と法政大学でサービスをスタート。大学構内に専用のコピー機を設置するスタイルで、7月現在、日本全国56大学に72台を設置している。
オーシャナイズは2009年、中国上海市に100%子会社「傲海广告(上海)有限公司」を設立。今年の9月から上海大学で「タダコピ」(中国名称:百宝書)サービスを正式に開始する。これによって、上海市内の16の大学、学生数にして23万人をカバーする。
「百宝書」は、マシン設置場所にスタッフが常時1名配置され、コピーに加えてプリントアウトサービスを提供。スタッフは、利用者にノベルティサンプリング、アンケートといったサービスを実施することができる。オーシャナイズは今後、北京市での展開に向け動き出すとしている。
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